試合数確保、大リーガー不在 環境整備課題
プロ野球のソフトバンクや巨人で活躍し、日本野球機構(NPB)が常設化した日本代表監督に決まった小久保裕紀氏(42)が9日、東京都内で就任記者会見に臨み「2017年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)での世界一奪還へのスタートとなる」と抱負を述べた。
小久保監督率いる「侍ジャパン」の初陣は、11月上旬に予定される台湾との親善試合。統一球の仕様変更問題などで混迷した日本球界にとって久々に明るい話題だが、代表の試合数の少なさや大リーガーが参加しにくい現状など多くの課題も山積している。