韓国大統領「北朝鮮はミャンマーを模範に」 変化と平和の道求める | 毎日のニュース

毎日のニュース

今日の出来事をニュース配信中!

 韓国の朴槿恵大統領は9日、東アジアサミットなどの出席のため訪問したブルネイで、ミャンマーのテイン・セイン大統領と会談し、「ミャンマーの改革・開放政策を模範に、北朝鮮が真の変化と平和の道に進めるよう、ミャンマーと協力したい」と伝えた。韓国大統領府が明らかにした。

 ミャンマーはかつての軍事政権下で北朝鮮と軍事協力を行っていたが、2011年以降の民主化進展で、こうした関係を解消しつつあるとされる。韓国は北朝鮮に改革や非核化を迫る目的で、北朝鮮と協力的な国との関係強化を図っている。

 朴氏は同日、東南アジア諸国連合(ASEAN)と首脳会議を行い、来年、次官補級の「安保対話」の枠組みを新設し、外交、軍事分野で関係の緊密化を図ることで合意した。(共同)