【女子ゴルフ】宮里美はパットが冴えて首位発進 初のメジャータイトルに意欲 | 毎日のニュース

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 今年からメジャーに昇格し、コースが一段と難しくなったにもかかわらず、宮里美は見事なプレーを演じた。奪ったバーディーは7個。特に冴え渡ったのはパット。「きょう、最も良かった部分はパット。だって25パットなんですよ。今年、1番じゃないかな」と笑顔を見せた。

 18ホールすべてのグリーンが昨年から改修され、速さもアンジュレーションも変わった。LPGAのHPも「この難問をクリアした1人が宮里美香」と報じた。今大会からキャディーを日本人に代えたのもプラスに働いた。

 「セカンドショットがとてもよくて、パットは長くても3メートルくらいだったかな。とてもうまくいったゴルフだった」

 一度もフェアウエーを外さず、パーオンならなかったのも2ホールだけ。抜群の安定感を見せつけた。

 悪天候のため、最終日に36ホールを行う予定を変更して54ホールでの決着となった。自身初のメジャータイトルがグッと近づいた。

 「でも、結果のことはあまり考えないようにしたい。まだ先が長いので、今の調子をキープしながら地道にやりたいと思う」。笑った顔を引き締めた。