□岩手県釜石市の仮設住宅 佐々英子さん(74)
≪震災で骨折 リハビリ励む≫
震災のとき、病院で診察台の上から落ちて腰を骨折するケガをしました。2年半たった今も痛みが残っているため、体が思い通りに動きません。少しでも良くなるように、リハビリを頑張りたいと思います。
指先にはまだ、しびれがありますが、最近は1人でご飯を炊けるようになりました。日常生活では家族がおかずを作ってくれたり、近所の人が重い荷物を持ってくれるので、とても助かっています。毎日大変ですが、なんとかやっていっています。 ◇
■病院の4階に逃げて無事だったものの、津波の被害を目の当たりにしたそうです。高齢者の心と体のケアなど支援体制がもっと必要だと感じました。(高木克聡)