熱中症、搬送相次ぐ 2人死亡 | 毎日のニュース

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 列島が厳しい暑さに見舞われた10日、祭りの参加者や畑仕事の高齢者ら、熱中症の疑いによる搬送者が相次ぎ、少なくとも2人が死亡した。

 よさこい祭り2日目を迎えた高知市では、祭り参加者や観客の男女16人が熱中症とみられる症状を訴え、病院へ運ばれた。高知地方気象台によると、同市の10日の最高気温は35・5度。

 奈良県では午後1時15分ごろ、広陵町の畑で、近くに住む男性(66)が倒れていると119番があった。搬送先で死亡が確認された。県によると、男性は午前中から畑で作業をしていた。広陵町に最も近い観測地点の奈良市で、最高気温は35・7度だった。

 兵庫県でも午後2時45分ごろ、朝来市立脇の畑で近くに住む伊藤満子さん(84)が倒れていると119番があり、死亡が確認された。朝来署によると、伊藤さんは午前11時半ごろ「畑に行く」と自宅を出た。