脳死の女の子から臓器を摘出、各地で移植 15歳未満は3例目 | 毎日のニュース

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 長崎大病院で9日に脳死と判定された10歳以上15歳未満の女の子から10日、臓器が摘出され、各地の病院で移植手術が行われた。

 提供された臓器のうち肺は、東北大病院で30代の女性に片方の肺を移植する予定だったが、両肺移植に変更になった。心臓は東京大病院で10代の男の子、肝臓は慶応大病院で30代の女性、膵臓と片方の腎臓は名古屋第二赤十字病院で40代の女性、もう一方の腎臓は長崎医療センターで50代の男性にそれぞれ移植。小腸は医学的理由により断念した。

 女の子は低酸素脳症で入院していた。15歳未満の脳死での臓器提供は3例目。