ビール大手5社が10日発表した2013年上期(1~6月)の発泡酒と「第三のビール」を含むビール類の出荷量は前年同期比0・9%減の1億9929万ケース(1ケースは大瓶20本換算)で、2年ぶりに前年実績を下回った。統計を始めた1992年以来、上期としては過去最低の水準。
6月の出荷日が前年より少なく、ビールの落ち込みが大きくなったことなどが響いた。
上期の内訳は、ビールが1.9%減の9602万ケース。発泡酒が6.3%減の2777万ケース。第三のビールは2.7%増の7549万ケースだった。
6月単月のビール類の出荷量は前年同月比4.1%減で3カ月ぶりのマイナスとなった。