中央道恵那山トンネル、天井板撤去工事完了 上下線とも通行可能に | 毎日のニュース

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 山梨県の中央自動車道笹子トンネル天井板崩落事故を受け、中央道恵那山トンネル(長野、岐阜両県)下り線で行われていた天井板撤去工事が終わり、10日朝、岐阜県の中津川インターチェンジ(IC)と長野県の飯田山本IC間が上下線とも通行可能になる。

 昨年12月の事故発生を受け、中日本高速道路(名古屋市)は今年6月20日に工事を開始。天井板約1万7千枚と隔壁を撤去した上で、換気用のジェットファン7台を取り付けた。

 中日本高速によると、下り線の天井板撤去工事は9日までに完了。9日から10日朝にかけて、対面通行だった上り線を通行止めにして復旧工事をした。

 上り線約13キロを対面通行としていた影響で、想定を大きく上回る最長約11キロの渋滞が発生。追突などの交通事故も5件あった。