ブログデビューです。よろしくお願いいたします。70代の乳がんサバイバーとしての折々を綴ります。

左胸のしこりに気付いたのは、2020年9月、コロナ上陸から約半年経った頃です。

クリニックで乳がんと診断され、3か月後に手術、放射線治療、ホルモン治療へと進みました。高齢者の乳がん情報は、若い人に比べて少なく暗中模索の日々でした。そして否応なく新たな世界に入りました。しかし心配は無用でしたが・・・。

ブログは昨年暮れに自費出版した「70代の乳がんサバイバー記 ときめき残して」(リーブル出版)の抜粋と、今の生活の折々を紹介します。

本を書くきっかけは手術の夜。目覚めた時から乳がん発症からのできごとが次々と浮かび、それを五七五の17音に直しながら長い夜をしのぎました。一夜で22句できていました。退院後も五七五が言霊のように浮かんできて、それにエッセーを付けました。現在はホルモン治療中ですが、思えば乳がんは思いもかけないギフトがたくさんありました。書くことで気持ちが落ち着き、絵手紙や多くの出会いがありました。

それらを乳がん発見から治療経過に添って、人として女性として看護の視点も含め紹介することにします。