メキシコ旅行記 10日目 その2
11月5日(土)晴
adiós Mexicoと夫二度目の逃亡編
カンクンの空港から日本への直行便は無いので、一度メキシコシティへ戻り、日本への直行便に乗り替える。
カンクンから一度飛行機に乗ったらもう空港の外に出る事は無いだろうと乗り込んだ。
カンクンからシティまでは飛行機で2時間少し。
快適な空の旅は、
結構揺れて、3人掛けのシートで隣のおばさまは、神に祈ってた。
ビール飲んだら寝ちゃって、起きたらシティ。
キラキラきれいなシティの景色が広がる。
無事にシティに着いて、国内線から国際線へ。
って
乗り換え口がよく分からずに階段を降りちゃって荷物のレーンへ。
国際線の乗り口方向への道へ戻りたいけと、一方通行で、降りたら戻れなくて、でも分からないから無理やり戻ろうとして、
警察に止められる。
それでも行こうとして警察に止められる。
ちょっとの道を通して貰えず、夫イラつき出す。
いやいやここは冷静に。
別の道へ進む私。
イラついた夫。
空っぽのバックパックを私に投げつける。
周りは引く。
私は無視。
もう一度投げつける。
私は無視。
空港で暴れたら帰れなくなっちゃうよ〜
やーね〜って思っていたら、、、
夫、走り出す。
二度目の逃亡。
つーか、ある意味テロよ。
空港の外へと消えていく〜。。
まさか二回目があるとは、、、。
もう帰るだけやーん。
なのに、、、。
最後の最後にどっか〜ん。
あーた!
ほんの数時間前まで、海で楽しんでたやーん。
楽しむ夫。
彼は果たして帰国出来るのだろうか??
まぁしかし、ここは冷静にです。
国際線のセキュリティーチェックの入り口は1つしかないですし、出国する場合はその入り口を必ず通らなければなりませんので、そこで待てば来る。
と踏んだ私。
まぁ、最悪置き去りですよ!!
予想通り、、、。
暫くすると目の前のエスカレーターから上がってきたわい。
ダースベーダーの曲と共にね、、、(私にだけ聞こえるやつ)
お前さんはいろいろと計算してんやろ!!!
はいはいはーい。
帰りますよ〜
帰りますよ〜
日本へ。
まぁ、最後のお恥ずかしいすったもんだがありながらも、セキュリティーチェックも抜けて
あとは搭乗を待つのみ。
あー。
あっと言う間の10日間ですよ。
たくさんの素敵な人に出会い。
たくさんの素敵な場合に出会い。
メキシコが前より近くなって。
メキシコが前よりもっと好きになって。
夫との絆も深まった??
旅は人の心を豊かにしてくれる。
リアルを見ること!!
本物に触れること!!
私のモットー!!
何事もやらずに後悔はしない。
やって良かったよ。
やっぱりやって良かった。
来て良かったよ。
この旅で2日目の誕生日の日に行った、フリーダが生涯を過ごした青の家(現フリーダカーロ美術館)の作品展示の最後に展示されている作品でフリーダの遺作を思い出す。
ずっと見たかった作品が教えてくれていた事に気が付いたよ。
誕生日にフリーダは教えてくれていたよ。
Viva la vida
意味は
「自分の人生を生き尽くせ!!人生万歳」
ただただ
その言葉に尽きる。
これからもずっとそうやって生きていきます。
素晴らしい旅になりました。
adiós mexico
つづく