昨日から来ている馬産地日高。
今回も笑いあり涙ありの
お馬さんのお話。
 
 
ユニークな顔で話題になっている
トーセンクッキー号。
デビューが楽しみですニコニコ
お母さんは今年産駒なしで
今リアルスティールを受胎しているそうです。
 
 
さすがですね。
ずらりと写真が飾られていましたよ。
 
 
左から3番目の馬は
マンハッタンスカイの娘
ヴァレッタスカイですおねがい
その横の左から2番目にいる
顔の部分が白い馬が今年生まれた
女の子だそうですおねがい
 
もう一軒の牧場に行きました。
 
 
 
大好きなクリノメダリスト。
今年は産駒なし!!
でも今妊娠中なので来年が楽しみです爆笑
 
 
 
嬉しい再会もありました。
アイアムジュエルの2018(右)と
クリノメダリストの2018(左)。
今年の冬来たときは5頭牝馬一緒にいたのですが、
既に3頭は調教に出発しこの2頭だけ残っていました。
もう会えないと思っていただけあり
喜びもひとしお!
すっかりお姉さんになりしっかり者へと変わっていました。
 
嬉しい再会もあった中、一方で胸が張り裂けそうな程悲しいお話もありました。
 

 

⬆写真は母ドゥービリーヴインと
ドゥービリーヴインの2016。
 
 
ドゥービリーヴインの2016。
ミミちゃん(私が勝手に名前を付けました(笑))。
何度かこのブログでも書いているので、
重複してしまい申し訳ないのですが
この子はもういません。
甲状腺の病気で1歳になる前に旅立ちました。
昨日初めてこの子の最後を聞きました。
最後は息が出来なくなり天国に旅立ったそうです。
牧場の従業員の方も言っていました。
「この子は大人しい性格で甘えん坊で人が大好きで本当に可愛かったと・・・。」
沢山馬をお世話してきたけどこの子は忘れられないそうですタラー
 
そして今回の馬巡りで最も悲しいお話とは・・・
 
 
 
どこにでもいるお馬さんの親子。
見ていて幸せな気分になります。
右の子馬さんはドゥービリーヴインの2019。
隣にいるお母さんは乳母です。
ドゥービリーヴインは命と引き換えにこの子を出産後直ぐに天国へ旅立ったそうです。
腸が原因だったそうですがその最後の瞬間は力尽きたかのように息を引き取ったそうです。
母乳も与える事が出来なかったドゥービリーヴイン。
 
3年前ドゥービリーヴインの2016とあまりに無惨な理由で我が子と引き離され、
その後2年間は子供に恵まれませんでした。
ある年の夏に牧場へ行った時1頭だけ別の放牧地に放牧されていて
ドゥービリーヴインだけ今年妊娠しなかったんだ、可哀想なんだよね。」
と言っていた時期もありました。
 
「さすがに今年妊娠しないと3年目、ちょっと次妊娠しなかったらね・・・」
と神妙な面持ちで話していたところで妊娠しやっと子宝に恵まれて喜んでいたのも束の間・・・。
残念、無念で涙が止まりませんでした。
 
乳母になる馬は自分の子供を置いて
乳母になるとある記事で読んだ
記憶があります。
 
この乳母は3年前のドゥービリーヴインと同じような経緯があり乳母としてやって参りました。
詳しい事はお話出来ませんが我が子は既に天国へ旅立ってしまったそうです。
そんな中ドゥービリーヴインの2019の乳母として直ぐに牧場にやって来たそうです。
 
 
 
幸いドゥービリーヴインの2019を受け入れて面倒を見ているようですが、
ドゥービリーヴインの2019は自分の身に何が起きたのかわかっているのでしょうか。
とにかく人間の子供のように甘え、人間から離れようとしません。
 
 
こんな風に1頭だけずっとしがみつくかのように離れないんです。
 
 
 
 
 
一緒に写真も撮りました。
頬っぺをスリスリくっつけても逃げるどころか寄り添ってきます。
可哀想で涙が止まりませんでした。
(本当に泣いてしまい目が腫れているガーン
 
 
乳母に育てられた馬は沢山いると聞きますが、
自分の身内の牧場でしかも実際目の当たりにするとやっぱり泣けるものです。
何となくスペシャルウィークの生い立ちと重なるものがあります。
 
 
 
私が帰る時もずっとこんな感じで見ているんですショボーン
ボロボロ涙が止まりませんでした。
 
 
在りし日のドゥービリーヴイン。
私が持っている写真の中でこれが最後のドゥービリーヴインの姿です。
ドゥービリーヴインの2019を受胎中の姿です。
 
写真を整理してこの写真は2017年の秋に撮影していた写真と判明しました!
ちゃんと確かめずにすみませんアセアセ
ただし私が持っているドゥービリーヴインの在りし日の最後の写真です。
 
姉のワタシニマカセテとルックアットミーは
現在も現役で頑張って走っています。
 
牧場の従業員はドゥービリーヴインの2016と
ドゥービリーヴインの2019はとてもよく似ていると言っていました。
私もそう思い見ていました。
 
この子には母の分もドゥービリーヴインの2016の分も
頑張って活躍して欲しいです。
そして天国に旅だった母姉共々この仔の成長と活躍を見守って欲しいと思います。
 
 
お盆と言う事もあり自分の中では何となく母ドゥービリーヴインと
ドゥービリーヴインの2016の供養と思いこのブログに書いてみました。
 
今生では無惨にも離れざる追えなかった
母と娘ドゥービリーヴインの2016。
天国で再会して仲良く暮らしていると嬉しいです。
合掌。
 
長々とお読み頂きありがとうございました。
 
※誤字、脱字があればすみませんアセアセ