昨日、日本に到着しました。
ブリスベンの自宅を出てから関西空港に到着するまで大変な事もありましたが、とりあえず無事に日本に到着出来た事が嬉しいです。
私はブリスベンの寿司レストランで働いていたので、毎日お寿司(基本的ににぎりではなく巻き寿司ですが)を食べる事が出来たのですが、むしろそれ以降寿司の中毒になってしまい、日本に帰ってから一番食べたいものももちろんお寿司、二番目はたこ焼き・・でした。
母が先に関西空港に到着して出迎えてくれ、父が仕事の都合で1時間ほど遅れてその後寿司に行くとの事で、待ってる間にタコ昌のたこ焼きを食べました。
私がショックを受けたのは、母がこれらを注文したときの事。
「明石焼きは7分ほどお時間かかりますが、よろしいでしょうか?」
と聞いたのです。
色んな事が頭をグルグルと駆け巡りました。
丁寧だな
優しいな
これから出発する人かもしれないから気を遣ってるんだな
何分か聞く前に言うんだ
7分くらいならすぐだからいいのに
オーストラリアの店員ならそんな事死んでも言わないな
などなど。
母に彼の発言について話すと、
「ホントだね、丁寧だね!」
の一言。
そこで私は色々と思い出し
いやそうじゃない
そうしないとお客さんが怒るんだ
7分もかかるなら最初に言え!って
と過去の仕事の愚痴を交えて彼に同情するような事を言い出しました。
日本に居ると毎日嫌な事をすぐに思い出してしまうストレスフルな私。
オーストラリアに居ると、誰一人キチンとした人が居ないので、ずっとリラックス出来る、ストレスフリーな私で居られるのに・・。
関西空港を出る前にして、少し悲しい気分に。
でもタコ昌は美味しかった。
明石焼きなんて、スフレケーキみたいにふわふわでトロトロで。
つけて食べるお出汁もそのまま飲めるほど優しい味わいのお吸い物で、久々に食べた三つ葉にも感動。笑
レシピも焼き方も完璧、こんなに美しくて味もいい食べ物が随分安く(空港だから割高だろうに)高いサービスと一緒に手に入る日本って、やっぱり凄いなと思いました。