心配して下さっている方も、「え!!」初耳!という方も、
とりあえずご報告です。
子宮頸がん円錐切除手術無事終了しました!!!
※円錐切除手術とは
http://cervarix.jp/basic_info/factor/treatment01.php
と言っても、お腹を切ったりした訳ではないので
手術の中では軽い方だと思うのですが、
ということで舐めてましたね(苦笑)
思いのほかしんどかったよー!!!!!!!
どうしんどかったかは後で書きます。
予後も疲れやすいというか。ま、当たり前ですよね。
下半身麻酔したし、言っても身体の一部とってるんだから。
※もっともっと大変な手術で苦労されてる方はたくさんいますよね。なので、どんな風に伝えようか悩んだのですが、私の素直な感想として読んで頂けると嬉しいです。
=経緯=
※これは私の記憶なのでちゃんとした事は、産婦人科の先生に聞いてね!※
もともと、大学の頃から子宮びらんがあるから子宮頸がん
気をつけてねー。と産婦人科の先生に言われ、
よくわからんが、検診は受けておこうと思ったのがきっかけ。
それから基本的に1年に1回くらいは受けてたんじゃないかなー。
で、2010年の検診で産婦人科に精密検査を受けに行ってくださーいという通告を受け
ドキドキしながら細胞診断。
これね、ちょっと痛いんです。細胞一部とりますからねー。
で、先生も、子宮頸がんてそんなに急に進行するものじゃないから―心配しないで―と言われて
たのですが、診断結果。
「高度異形成だから円錐切除した方がいいね。
大きい病院に紹介状書くから、岡大と川崎医大どっちがいい?」
愕…然…orz
「お、岡大病院で…」
ということでドキドキしながら岡大病院へ。
すると、エコーとか膣の中を見るカメラとかで検査。(だったと思う)
「病変は見られるけど、出産もまだだしもうちょっと様子観ようか。
出産前はできるだけ切らない方がいいから」
と言う事になったのが2011年。そう、スタジオができた年でした。
それから3~4カ月に一回岡大病院で検査。
ま、岡大病院なんで待つ。予約変えようと思ったら1カ月待ち。会計に基本的に30分以上待つ。
でも、何人か先生変わったけどみんな良い先生でした~◎
優しいし、はっきり言ってくれるし。
スターバックスには懐かしの生徒さんもいてなんだか楽しかったw
で、去年くらいに
「病変が変わらないからそろそろとった方がいいかもねー」
※癌になっていない異型性だと自然治癒する可能性も高く、それにかけていたのだが、ずーっと同じ中~高度異形成をキープしていたため、もう癌に進む前に取った方が良いんじゃ?という話
(だったと思う)
で、今年の秋。
「ご家族と来られてますか?」と聞かれ
「いいえ」と応えると
「異型性が進んでますね。CIN3が出たので、円錐切除です。今度ご家族連れて来て下さいね」
と言われる。
いつもの細胞診断ーと思ってたので
ビックリ!
そうか…。その日がついに来たか…。という感じだった。
=病変について=
ちなみにCIN3とは
前がん病変のギリギリの所で、実は、円錐切除をした細胞をじっくり検査しないと
上皮内がんになっているかどうかわからないという、ヤジロベエ的な所。
コチラのサイトの図が解り易かったので以下どうぞ
http://cervarix.jp/basic_info/factor/diagnosis02.php
他にもコチラの説明がCIN3.
c)高度異形成severe dysplasia(CIN3)
異形成が上皮の表層1/3に及ぶ扁平上皮ない病変である。
上皮の層形成や極性の乱れは著しいが、完全には失われていない。
d)上皮内癌carcinoma in situ(CIN3)
癌としての形態学的特徴をもつ細胞が上皮の全層に及ぶものをいう。
本病変にはしばしば腺侵襲を伴うが、これは浸潤としない。
上記の説明はコチラのサイトから拝借
http://tyama7.blog.ocn.ne.jp/obgyn/2006/10/post_c2e9.html
入院も手術もした事無い私はビビりながらも
まぁ、しょうがないかーという感じでした。
=入院・手術=
で、いろいろあって先日、
12月18日(水)入院、12月20日(金)手術、12月21日(土)退院。
3泊4日の手術でした。
(岡大病院で年末の手術は混み合っていて、最初ど年末に予約したらNGになって、20日を予約したものの、電話がかかって来て年始にしたいと言われ、それは無理と言ってこの日になった。)
手術前の入院で、輸血の可能性とか、麻酔の可能性とか色々聞いてビビるも
当たり前だけど元気そのものなのでうろうろしすぎて看護士さんに怒られる(笑)
2回くらい採血されていたかったなぁ、というくらい。
で、当日。絶食。空腹にも慣れてきた午後過ぎ。
年末なので手術も込み合い、予定よりも遅れて手術室へ看護師さんと歩いて行く
結構コレ、ビビります。
で、あー!ドラマでみた事あるって言う手術室へ。
下半身麻酔のため、横を向いて丸待って背中を消毒される。
ドキドキ。
(下半身麻酔について面白かったのでリンク。
http://blogs.yahoo.co.jp/anesthesiadokkyokoshigaya/2587637.html
)
絶叫する痛みと言う訳ではなく
ずーーーーんとくる痛み。
「いっっったいわーーーーーーーーーー!何するんだー!コノヤロウ!!」と
言いたくなる感じ。
で、それが終わると、足がピリピリしびれて来て
感覚は微妙に残るけど痛みとか全くなく30分弱くらいかな?手術終了。
下半身が動かないので数人でよいせって言ってベッドに動かすのが面白かった。
で、その後。
なかなか醒めない下半身麻酔にそわそわ、ドキドキ。
仕事柄や性格もあり、めっちゃ不安になる(苦笑)
で、大かた醒めるめどがついてきたら安静室から病室へ。
ここで家族と面会。
この段階では私の場合いたって元気。
=当日術後=
で、腰椎麻酔に匹敵するかそれ以上しんどかったのが術後の夜。
尿管をつけられ、点滴をつけられ、
足に1分間に1回くらい収縮する浮き輪(血栓防止のため)のようなものをつけられる。
麻酔の影響で軽い二日酔いみたいな様相を呈しつつも元気は元気。
が、腰がどんどん痛くなってくる。
これは麻酔による痛みと言うよりは同じ姿勢をとっている事による痛み。
あとは重めの生理痛位の鈍痛。(これは不安だったけど大したことはなかった)
で、先生には
「頭上げちゃだめだけど体制変えてねー」と言われるが、
上記の様相なので(点滴、尿管、浮き輪)
いまいち変えれない。のに腰は痛い。
そして眠くなったら浮き輪が1分に1回位ふくらみ睡眠を邪魔する。。。
ようやく寝たと思ったら看護師さんが血圧測りに来る、点滴変えに来る…。。。
いままで不眠、腰痛と言うものに悩んだ事がなかったので(笑)辛い…。
幸い友達からのエンドレスラインに助けられる。
=手術翌日・退院=
次の日の朝、早く尿管をとって欲しい!!という一心(笑)
看護師さんに7:30カ8:00ですねーと言われワクワク待つ。
とってもらった時の解放感と言ったらなかった!!!!
「ありがとう、普段の生活」と心から思った。
あとは、先生の検診や退院後の色々や病院の予約をして
朝ご飯(待ちに待った!)食べて10時には退院。
あっさりしたものでした。
=退院~2日後=
現在、退院して2日。
至って元気だけど、なんだか体力がない。
少し歩くと疲れる。
本を読んだり、何かを観賞したりはできるが、外の人との電話とかは疲れる。
そして、ひたすら眠いw
退院当日はひたすら寝てた。次の日もちょっと外出した以外はほぼ寝てた。
私の予定だと、次の日からデスクワークとかならできるわー!と思っていたのだが
(見通しが甘い!と色んな人に言われたので、もう突っ込まないでw)
麻酔の関係もあるだろうし、
やっぱり身体が一部を失ってそこの修復へ一生懸命なのかなぁという感じ。
退院後は週2回程度の膣洗浄が必要なのだけど
わたしが行きつけの産婦人科は年末なのもあり予約でいっぱいで(予約専用電話だと)
明日改めて電話してねじ込んでもらわないといけないなぁー。
あと、取った細胞の異型性が癌化しているかどうかは
3週間くらいしないと分からないらしく
最終的な判断は1月20日(月)。
そして、術後、10日くらいで手術をしたところのかさぶたが剥がれてくるらしく
実は、この辺での行動量次第で出血の量が変わるという。ヒィィィィ。
年末は大人しく近所をふらふらする程度にしときますよ。(若干拗ねw)
あ、近場をうろつくくらいは良いと言われたのですよ。
=反省=
今回、正直、円錐手術について、子宮頸がんについて
「まぁしょうがないだろう。よくあるし」
くらいにしか思っていなかった。
例えば、
◎子宮や婦人科系にいいよと言われたアロマオイル
◎身近な人に専門家がいる布ナプキン
◎めっちゃ近所のよもぎ蒸し
◎ストレスのない生活
◎無理のない規則正しい生活…
などなどを「そうだよね、ふんふん」と思いながら
ちゃんと実践してこなかった事。
しても結果は変わらなかったかもしれないが
でも、かわったかもしれない。
手術ということを「出来ればやりたくないなぁ」とぼんやりとしか思ってなかったなと。
「病気をよくするために、何が何でも治すー!」とは思ってなかった。
これからは、ちゃんと、身体の声を聞きながら
そして、身体にいいという事を無理なく実践しながら生活するぞー!!と誓ったのだ!
まだ、蕁麻疹治ってないし。これこそ身体からのSOSだろうし。。
まずは布ナプキンとよもぎ蒸しから!!!!
医療に頼りっきりになるのではなく
自分の体調をちゃんと自分で感じようと思った。
ちなみに子宮頸がんに関しては若い人なら予防ワクチンとかもありますが、
これも賛否両論あるので、しっかり判断してね!(私は?と思っている人)
でも、医療はちゃんと活用しよう。
私は本当に無自覚だったのです。
織物も変化なければ、生理にも変化はなかった。
大学の時の産婦人科の先生の言葉がなかったら
もっと悪くなってから気付いていたかも。
皆さん、子宮頸癌検診(特に20代~30代)受けましょうねー!!!
1月20日の検査結果がわかったら、またブログ書きます。(いや、その前に書くかもしらんが)
初期だから可能性は少ないと言われてるけど、ドキドキ……。。。。
あと、年始に乳がん検診も行くぞ!
これもまたレポりますよー。(と書けば行くだろう)
あ、あとスタジオにて春に
布ナプキンなど女性の身体に向き合う講座と
自分だけのアロマオイル作成の講座やりますんで、みんなで一緒に学ぼう!!
外部の方も歓迎ですよ~♪
(私が一番楽しみにしているかもw)
ではまた!