その後の篆刻の作品をご紹介
前回こちらをアップしましたが…
“八仙”と言うのは日本における“七福神”にあたる
中国人なら誰でも知っている存在です
春節の掛軸や陶磁器に描かれ
様々な芸術のモチーフとなっています
民間人から仙人になり
道教の仙人のなかでも代表的な存在です
庶民に近い存在なので民間で広く親しまれ
幅広く信仰されています
頑張って修行を重ねれば
“誰でも仙人になれる”的な
憧れの存在というところでしょうか
八仙の持つ“神器”を“暗八仙”と呼ぶそうで
彼等の神通力を発揮するアイテムだとか
その“神器”も一緒にデザインされているので
とても華やかな仕上がりになりました![音譜](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
![音譜](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
左上から時計回りに
李铁拐…瓢箪
何仙姑…蓮の花
张果老…魚鼓(楽器の一種)
韩湘子…笛
蓝采和…花籠
吕洞宾…剣
曹国舅…玉板(宝玉製の板)
汉钟离…芭蕉扇
中央の「八仙全図」は
彫っている間は余りにデザインが細かくて
何を彫っているのかサッパリ分からぬまま
ひたすら彫っていました![てへぺろ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/019.png)
![てへぺろ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/019.png)
今回の作品で2年続いた
私の篆刻修行が終わるので
老師からは「“卒業制作作品”になったね」
と言われました
細かな部分ばかりのこのデザイン
かなり集中して頑張って彫りあげたので
物凄い達成感が有りました![照れ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/007.png)
![照れ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/007.png)
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という事で作品のご紹介は
これが最後になります
私が跳ばしたデザインもまだまだ有ります
篆刻が気になる方は
お近くの篆刻を学んでいる方々に声掛けして
是非無心に石を彫る体験に
トライしてみて下さい
それではまた![あじさい](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/056.gif)
![あじさい](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/056.gif)