先日のラベンダー園への“遠足”の後は
駅の反対側まで歩いて
久々に上海迪士尼に行きました
今回は季節カードを持たない方もいたので
彼女が一日券を買う間
近くの木陰のベンチで座って待っていました
すると
チケットブースの直ぐ脇から
「チケット有るよ~」と
大声で呼び込むお兄さんが…
チケットを買う中国人はみーんな完全に無視
近くには保安員もいるけれど何もせず
まるで“空気”のような扱い
待っている私の所へも
別のおばちゃんが声を掛けてきました
好奇心もあって「幾ら?」と尋ねたら
「320元」
正規よりも50元安い
「いらなーい!」と言って断りました
この日はとにかくダフ屋が多くて
正体を隠す事なく
「チケット有るよ~ ◯◯元だよ~」と
囁くように、通りすがりに声掛していました
先程↑の兄さんのような
派手な人はさすがに珍しい
暫くして
私の目の前にいた二人組の女性に
ダフ屋のおじさんが近づき
何やらヒソヒソ話が始まりました
おじさんが持っているチケットは
私が良く知っている
ディズニーの入園チケットではなく
黒地に毒々しい“上海迪士尼”の文字の入った
見るからに怪しいものでした
どうせ断るんだろうな
と思っていたら
携帯を見せて交渉を始めました
え 、買うの~
でもなかなか話が纏まらず
3人でゴタゴタしていたら
近くの保安員が近づき
おじさんを外へのゲートまで連行
でもそこまで
何か言っていたようだけれど
おじさんはゲートの係員に何か言い合ううちに
保安員が別の事に気を取られた隙に
物陰に入り込み時間稼ぎ
そのうち監視の目がないと分かると
何食わぬ顔で戻ってきていました
まるで探偵物のドラマみたい
そんなこんなしているうちに
正式な一日券を手に入れた友人が合流
私達は無事に入園出しました
ゲートを過ぎて直ぐの案内所に
日本語の案内書が置かれているのを
友人が取りに行っている間
見るともなしにゲートの入口を見ていたら
先程ダフ屋とやり取りしていた二人組発見
二人はおじさんが連れて行かれた隙に
何処かへ消えていました
その二人が
再び近づいてきたおじさんと
物陰でお金のやり取りをしていましたが
今回は話が着いたようで
二人はその券を持ってゲートへ
でも
ゲートでは照合が上手くいかず
拒否されていました
入園チケットを買うときは
身分証やパスポートを窓口で見せ
更に顔写真を撮られるので
どうやってダフ屋は
そのシステムをかい潜るのか謎でしたが
やはり買う人は騙されている雰囲気ですね
騙す方が悪いのか
騙される方が悪いのか
こちらは後者の考えが強いようですが…
その後私はその場を離れたので
彼女達がどうなったかは分かりません
ドラマだったわー
けれどこの後も園内の至るところで
「券、有るよ~」の囁き声が聞こえました
「列に並ぶ~」とか言っていたので
多分ファストパスの事だと思います
怪しいお土産物を売る人達も
すれ違う人達に
堂々と見せて売っていました
こう言うところが“残念”
夢がいっぺんにさめてしまう…
何故かこの日は
物凄く沢山目につきました…
さてアトラクションの方は
絶賛通常営業でしたので
いつものように楽しみました
こう言う妙な出来事以外は
楽しく過ごせました
大好きなターザンのショーでは
サイドから見ると言う
“玄人好みの観賞”をしてみました
実はターザンは複数で演じていて
入れ替わりが意外に頻繁だと言うことが分かり
ちょっとウキウキしたりしていました
上海迪士尼は最近は
やたらに色々なサービスを仕掛けて
動員数を上げようとしている節があり
いつ行っても物凄い混雑
でも、もう少しセキュリティの質も
上げないかなぁ~と思った出来事でした
それではまた