あんでぃです。
最近2回に渡ってとりあげた「みんなで大家さん」。
成田事業をロイズキャピタルというよくわからない会社に売却するらしい。
らしいってのは公に何の発表もなく出資者に宛てたレターにだけ書いてあるから。
いいかげんな会社だと思ってたら、みんなで大家さんの親会社共生バンクにニュースリリースが出た。
9月25日付 ロイズキャピタルとの取引および今後のスケジュールに関するお知らせ
内容は出資者に宛てたレターの内容とほぼ一緒。
違うのは今後のスケジュールが発表されてること。
造成工事2025年10月完了予定
建設工事2026年3月着工予定
開業予定2027年冬一部開業後、随時OPEN予定
また延期かよ。いつまでブルドーザーで土地を均すんだよ。www
やってるふり、ってのが大事なのね。
あと違うのは、出資者へのレターには書いてあった
交渉においては、事業参加者の皆様にとって有利となる価格での取引を目指しますが、その他の条件次第では売却が合意に至らない可能性もあります・・・
ってところ。
これって・・・有利にならない価格になっちゃった場合の言い訳だよね。
また、上記共生バンクの文書の中に書いてある、
ロイズキャピタルはゲートウェイ成田プロジェクトの評価額を100億ドル(約1兆4352億円)と見積もっており、当社が5月に発表したマスタープランを引継ぎ、開発を進める方針です。
は勝手にロイズが見積もってるだけで、100億ドルで成田事業の資産を買い取るなんてどこにも書いてないです。
みんなで大家さんやっててブログ書いてる人たちはまるで100億ドルで買い取る白馬の王子様が現れたみたいに書いてるけど、甘いよ。甘スギちゃん!
彼らの言う事100歩譲って信用しても、完成したデジドームとかに100億ドルの価値はあっても、今の成田の土地に100億ドルの価値はないからね。(全て完成してから100億ドルで買い取るならまだわかります。)
だから安ーーーーーい価格で譲渡されるんじゃね。
その安ーーーーーい売却価額を出資口数で割って償還すると。
そもそも何で事業売却するのかを考えなきゃ。
前回も書いたけど、出資者がどんどん逃げ出して金が流失しまくってるからなんですよ。
だから事業継続できないと。
みんなで大家さんの7月26日付ニュースリリース「譲渡手続きの再開について」の中の 「3.対象不動産の売却について」をよく読みましょう。
みんなで大家さん事業は、事業参加者の皆様と営業者である当社との共同事業で対象不動産の購入と賃貸事業を行っております。そのため、事業の離脱(=譲渡=資産の現金化)を希望される事業参加者様が、ある一定割合に達した場合には、事業者の出資持分の買取による譲渡手続きではなく、対象不動産の売却をもって事業を終了せざるを得ない可能性がございます。
対象不動産の売却って成田の土地しかないですよ。売買ってことはいくらで売れるかわからない。
まあこの対象不動産売却して終了(償還)ってのは最初の契約に書いてあったんじゃないの?
上手いねえ。誰も読まないよ。そんなの。
民間の会社でもいろいろ上手くいかず終了(倒産)する場合は残った資産売り払って債権者に支払いますよね。
成田事業も同じじゃないかな?
出資者が逃げ出しすぎるから一定の割合超えちゃって売却して終わりにすると。
こうなることもあるって最初から契約書に書いてあるなら、みんなで大家さんは何も悪くないですよね。
悪いのは、
出資金引き上げた一定割合を超えた出資者たち
です。
う~ん。
なんてこったい。
投資は自己責任か・・・
ロイズキャピタルへの事業売却完了は2024年11月30日と発表されてることから、ブログ表題の進捗率70%としました。
ええ、フィーリングで数字出しました。
終わりの始まりじゃないんです。
もう終わりの始まりから進行してるんですよ。
さて、今から解約したら全額返金になるんですかね?
全額返金ってのは、みんなで大家さんによる出資持分の買取のことね。
果たしていつまでの申し込み分が買取(全額返金)なのか、いつからが売却結果をもとにした償還なのか・・・
いやもう、ホント冗談じゃないですよ。
泣き寝入りになりますよ。
買い増ししてる場合じゃないですよ!
もう誰もこれが出来るかどうかなんて関心ないですね