木曜日の記事で「ごはんは太らない」と言うことをお伝えしました。



軽々しくは信じられない、この「ごはんノンカロリー理論(太らないと言う意味でですw)」ですが、しばらくは信用してみて、ごはんやブドウ糖をモリモリと摂取してみたいと思います。





何事も自分の身体で実験です。理論が正しいならば、ソコソコの量のごはんを食べても3ヶ月で1Kg以上は太らないはずです。糖質を増やしたために筋肉が増量する可能性はありますが。



そのためごはん以外は今まで通りの生活にしなくてはならないので、アルコール控えめ、食事は今まで通りで継続します。



ヒントはここへんかな?





やはり上限はあって筋肉を鍛えている男性で500gまでは筋肉と肝臓にグリコーゲンとして貯蔵できるようです。これを超えてしまうと脂肪になってしまうんですね。



グリコーゲンとして500gというとごはん8膳くらいです。私の代謝は2,000kcal/日程度なので、その全てを賄えるほどの貯蔵が可能ということですね。



貯蔵グリコーゲンが枯渇していれば、1日でごはん16膳までは脂肪にならないということで正しいかな? 代謝2,000Kcal+貯蔵2,000Kcalで1,000gのグルコースが利用・保存ができますから。



代謝の全てを糖質で換算するのも乱暴ですが。



でも、肝臓の貯蔵は睡眠時や食間に低血糖にならないために使われるものだし、筋肉の貯蔵は活動とブドウ糖補給のタイムラグをカバーするためのものでしょう。



そう考えると、結局は代謝2,000Kcalの中のやりくりという話になって、普通の「摂取カロリーと消費カロリー」の話になってしまう気がしますけどね。



要はダイエットをしている人は、貯蔵グリコーゲンも全く足りていない可能性が高いので、自分の感覚より実はもっともっとブドウ糖を取るべきだという話なんだと思います。最低1日4膳くらい、グリコーゲンの貯蔵が復活するまではそれ以上の米を食えってだけの話のような気がします。



せめて自分の1日の代謝量の半分くらいの糖質をブドウ糖で摂取しようぜ!ってのが正しそう。



男性ならごはん4膳、女性ならごはん3膳くらい。貯蔵グリコーゲンが足りない場合はプラス1膳を1種間程度継続って感じが良いと思います。



夜間低血糖を防ぐためにも、夕食でごはん1膳以上を補給。これで肝臓貯蔵グリコーゲンも含めて10時間程度はブドウ糖が持つので、朝食で1膳以上のごはんを補給すれば、夜間低血糖(夜間覚醒、不眠の原因)はほぼほぼ回避できるということです。



そして日中のブドウ糖摂取で肝臓のグリコーゲン量をリカバリーしていくってことです。エネルギー源の自転車操業にならないためにも、貯蔵グリコーゲンは毎日リカバリーしなくてはなりません。



こう考えると、日中のエネルギー産生の半分以上は脂質代謝で賄われるってことなので、脂質もしっかり取らないとまずいですね。それかもっとブドウ糖摂取を増やすかです。



うーん、タンパク質を多く摂ることは考えてきたんですけど、そもそも糖質と脂質が足りてない疑惑はありますね、確かに。



そして重要なことが、果糖摂取をやめて、摂取する糖質のほとんどをブドウ糖に変えろってことでしょう。



その流れで、ブドウ糖が太りづらいならば、粉飴(マルトデキストリン)を積極活用すれば、甘いもの欲求なんて簡単に解消できるやん♪ってことを考えてみました。



脳の「甘いもの食え!」指令に逆らえずに、人は甘いものを食べてしまう訳ですが、一般的な甘いものの糖質の約半分は果糖で、また脂質も多いものが多いことから太る原因となっている訳です。



しかも果糖は脳の糖欲求を抑えられませんので、含有量が半分以下のブドウ糖が枯渇すると、またすぐに甘いものを要求してくる訳です。糖欲求無限ループですね。



これを断ち切るためには、小さいおにぎりをこまめに食べれば良い訳ですが、なかなかそれって現実的ではありません。



そこで粉飴です。粉飴を30gくらいとクエン酸少々、はちみつ少々で甘酸っぱいドリンクを作り、携帯ボトルに入れてチビチビ飲むのはどうでしょうか。





粉飴は澱粉を加水分解した「ブドウ糖一歩手前」な糖質ですので、100%ブドウ糖ですし、チビチビ飲めば、血糖値を爆上げすることもありません。



午前午後1本づつ、1本3時間くらいで飲み切るようにすれば、昼食の食べ過ぎや夕方の果糖摂取などを抑えられそうです。



ご飯半膳くらいのブドウ糖が取れるドリンクとイメージすれば良いんではないかと。



これはダイエットの救世主かもしれませんよ。



各食1膳のごはん、プラス午前と午後にカーボドリンク。血糖値も安定しそうです。



私はトレーニングのイントラ(トレ中に飲むドリンク)とポスト(トレ後に飲むドリンク)に粉飴を入れていますが、確実にエネルギーになりますし、トレ後のカタボリ防止や疲労回復に役立っていると思います。



粉飴って実はかなり役にたつものじゃないかと、興味が倍増してきました。ただし細菌繁殖には気をつけてください。細菌の餌がたっぷり入ったドリンクですので、温度管理して3時間程度で飲み切るようにしましょう。



ボトルの洗浄もしっかりとしてください。



体質改善のサプリメントを飲む以上に、ブドウ糖の安定供給がエネルギー産生のためには重要です。



それからノンアルコール系の炭酸飲料ってやっぱりイマイチじゃないですか。あれってカロリーゼロだからイマイチだと思うんですよ。



なので勇気を出して粉飴をぶち込んでみるとか。溶かすの大変そうですが、かなりアルコールに似たコクが出るはずです。



アルコールのように食欲増進したり、肝臓に大きな負担をかけたりしないので、健康的だと思いますよ。人工甘味料は取り除けませんがね。



もう少し色々考えてみたいです。



以上を踏まえて、身体活動も増やしつつ、1日5〜6膳のご飯を食ってみます。現状の1.5倍って感じですかね。それ以上は年齢的にムリポなので。さてどうなるかな?



ではでは。