L−カルニチンをやったらαリポ酸もやらないとバランス悪いでしょう。
L−カルニチンは脂肪代謝を高めますが、αリポ酸は糖代謝を高めます。
働きもすごく似ていて、L−カルニチンは血液中の遊離脂肪酸をミトコンドリアに運びましたが、αリポ酸は血液中の糖(グルコース)をミトコンドリアに運びます。
L−カルニチンがファットバーナーならば、αリポ酸はカーボバーナーということになります。
ヒトケミカルのひとつで、脂溶性の抗酸化物質でもあります。体内で合成できる脂肪酸ですが、他のヒトケミカル同様に40代以降にその合成量が大きく減少してしまいます。
糖のエネルギー代謝に必要不可欠な上、細胞内で抗酸化物質として、そして酸化還元反応に関与できる物質として、非常に多岐にわたる機能があります。
以上のことから、40代以降はサプリメントで補給することが望ましい栄養素です。
サプリメントを選ぶ際の注意点は、必ずR型のαリポ酸を選ぶことです。「αリポ酸」と言う名称で販売されているものは、R型とS型が半分ずつ混ざったものです。人間の生体内で使用されるαリポ酸はR型のみで、天然型と呼ばれます。
S型は自然界には存在しない形で、その有害性が指摘されていますので、購入する際は必ず天然型のR型αリポ酸(またはRリポ酸)を選んでください。
ではαリポ酸の多岐にわたる効用を見てみましょう。
■ 抗酸化作用
活性酸素を中和して無毒化
■ デトックス作用
有害な金属イオンの排出
■ 酸化還元反応
ビタミンC、グルタチオン、DHLAなどの還元
■ 血流改善
■糖代謝の改善
インスリン抵抗性、糖耐性などを改善
■がん
発生や進展を抑制、細胞のアポトーシス(細胞自死プログラム)を促進
■アルツハイマー
保護・改善に作用、抗炎症作用を発揮
■糖尿病性神経障害
症状改善、腎機能改善、血管の柔軟性改善、神経障害改善、血中中性脂肪の改善
■肥満症
体重・脂肪量・血中脂肪酸の低減、血糖値の低減
■双極性障害
体重・内臓脂肪の減少、神経認知機能改善、血糖値・肝機能改善
薬かよw
多機能すぎて訳がわからなくなりますが、足りなくなるとヤバイことはわかりますよね。
https://jp.iherb.com/pr/allmax-r-ala-60-capsules/67927?rcode=AYS9627&utm_medium=appshare
月1,200円くらいから選べますが、効果を考えると摂っておいたほうがいいサプリメントですよね。エネルギー産生に直接関わりますし、肥満・がん・糖尿病などの予防にも効果がありますので、コスパとしてはいいと思います。
ヒトケミカルはどれもダイエットに有効ですし、健康にも欠かせません。
コエンザイムQ10
R型αリポ酸
L−カルニチン
40代以降は上記3つの摂取を考慮してください。カルニチンは肉をしっかり食べていれば不要でしょうけど。
しっかりした食事とヒトケミカル、50代以上はプラスNMNだけでも、すごくQOLが向上します。
ではでは。