私が高校生の時に、「本校の生徒はモチベーションが低い、物足りない」とという意味あいで良く「笛吹けど踊らず」と先生から言われたものです。やっている当人達においては、「こんなに頑張っているのに冗談じゃないよ」と言いたくもなりますが、全体を覆う雰囲気としては確かに物足りなさを生徒の立場ながら感じていました。

 

私の息子も、帰宅したらゲームの毎日で、特に土日は一日中ゲームをしています。そうでもしなければ日々のストレスで潰されてしまうのでしょうが、こういう息子の様子を見ていると「本当にこの子にとっては勉強とは何なのか?」と日々問を立てずにはいられません。

 

しかしながら、問答無用の受験生である身の上では今は勉強に集中するしかありません。昨日は夜TSUTAYAに一緒に行った帰りに車の中で色々話をして「人は流れに乗ればよい。」というシャアの言葉を投げかけました。

 

とりあえず、今の段階では、志望校も絞りきれていないようですし進路指導の先生のアドバイスに従って大学の偏差値を指標として目標設定していますが、より大学をイメージ化させるという意味においてオープンキャンパスには参加した方がよいと思います。にもかかわらず「メンドクセ~」という投げやりなことをいうのでがっかりするのですが、これは聞いたタイミングが悪かったのかもしれません。

 

なんとも本音が見えづらい子なので、親としてもヤキモキしてしまいます。。。。。

 

しかし、彼もいっぱしの男になろうとしている時なのだから、これ以上下手な世話を焼くこともあるまいと思い、ヤキモキを抱えながら只見守ることにしばらくは徹しようかと考えています。

 

世の中にはアンスクーリングという考え方があってなるほどと思わされました。http://kitatakako.hateblo.jp/entry/2018/03/04/142219

今現在、子どもたちの自発性や自立性が育っていない現状を考えたときに、「教育とは何か?」ということを改めて問い直したいこの頃です。