(1376)     「アローン・アゲイン」    ギルバート・オサリバン
 




こんばんは あさかぜです

秋ですね、今夜はやっぱり秋に聴きたいこの曲を選曲しました

今夜の懐かしの洋楽ベストソング!は 

 

「アローン・アゲイン」 ギルバート・オサリバン 

ギルバート・オサリバン(1946年12月1日 - )は

アイルランド出身の歌手、シンガーソングライター

大学在学中にバンド活動を始めた彼は、1960年代に自らが

作詞・作曲を手がけたオリジナル作品のデモテープを

あらゆる音楽出版社に売り込み、レコード会社にスカウトされました

1972年には、シングル 『アローン・アゲイン』 が世界的に大ヒット

アメリカではビルボードで6週連続1位、同年の年間シングルチャートでは

2位を記録するほどの大成功を収めました

この曲は何と言ってもノスタルジックなサウンドとメロディ・ラインが最高ですね。

そして、彼のこの歌詞を読んだ時、彼と同じように 

父と母 との永遠の別れを体験した僕は涙があふれていました・・

最近こういう曲調を作曲して歌うミュージシャンはいなくなりましたね

では  「アローン・アゲイン」  ギルバート・オサリバン 

曲 と 訳詞 を紹介します。




 




「アローン アゲイン」 


もう少し我慢してみよう
それでもまだ気分が晴れなかったら
こうしてやろうって考えてる
近くにある塔の天辺まで上って
そこから身を投げるんだ
自分をすっきり片付けちまおうと思ってるどっかの誰かに
君もこうなるんだぜって、わからせてやるんだ
教会の隅に立っている人たちが言っている
「あぁ、なんて気の毒に」
「彼女に見捨てられたんだね」
「ここにいたって仕方ないよ」
「一人にしておいてあげたほうがいいね」
そう、思えば僕はずっとそうだった
また独りぼっちになってしまった
自然にね…

つい昨日も考えたんだけど
僕は元気で毎日が輝いていた
誰だって僕のようになりたいと願うような男だった
だけどそいつをあざ笑うかのように
現実ってヤツがやってきた
そいつは僕にほとんど触れることもなく
僕を粉々に切り裂いてしまった
神の慈悲ってヤツを教えてくれないか?
神様は本当にいるのかい?
それならどうして神は僕を見捨てたの?
僕がこんなに困っているのに
ホントにホントに、こんなに困っているのに…
また独りぼっちになってしまった
ごく自然にね…

僕にはたくさんの癒されない心を抱えた人たちがいるように思えるんだ
壊れて、治すことができなくなってしまった心は
そのまま放っておかれてる
どうしたらいいんだろう?
いったい、どうしたら…

僕はまた独りぼっち
それが当たり前のように

長い人生を振り返ってみると
何よりも思い出すのは父が死んだとき
僕は思いっきり泣いたっけ
涙を隠そうともしないでね
そして65歳で母が神の元に召された
僕には理解できない
母が愛したただ一人の男が死んでしまい
残された母は心を病んでいった
僕の励ましにもかかわらず
二度と言葉を話そうとしなかった
そして母が死んだあと
僕は毎日毎日泣いて暮らした

僕はまた独りぼっちになってしまった
僕はまた、それが当然のように
独りぼっちになってしまった…

   
 ギルバート・オサリバン