(1292)  「16トン」 テネシー・アーニー・フォード



こんばんは あさかぜです

今夜はあさかぜがまだ子供時代

どんな経緯でこの曲が記憶に残っているのか謎の曲

多分、当時の家のAMラジオから何度か流れたのかも・・

英語ですから歌詞は全く理解できないのに

はっきりとそのメロディを憶えていたのですよね

そして近年になってこの曲の正体が分かりました

曲名は 「16トン」  テネシー・アーニー・フォード でした

「16トン」は1947年にマール・ロバート・トラヴィスによって発表され

1955年に友人のテネシー・アーニー・フォードがこれを歌い、

ビルボードのカントリーチャートで見事1位を獲得しています

これが日本でも度々AMラジオで流れていたのですね

荒くれ会社の歌です

毎日16トンも石炭を積んでいる屈強な男が主人公

男の魂の所有者は現場であり

勝手に死ぬこともできないという内容は

まさにブラック企業と社畜の関係

過酷な肉体労働者の歌だったのですね

では 「16トン」 テネシー・アーニー・フォード の

曲 と 訳詞 を 紹介 します。










「16トン」


人間は泥から作られたと言うやつらがいる
貧乏人は筋肉と血から出来ている
筋肉と血に皮と骨
だからおつむは弱いが身体は強いのさ

16トンも積み込んで 何を得る
また1日歳を取って 借金も増えていくのさ
聖ペトロさんを俺を呼んでも無駄だぜ そっちへは行けやしない
俺の魂は会社の物だからな

俺は太陽の輝いていないある朝に産まれた
俺はシャベルを手に取り 鉱山へと歩いて行った
俺は9番の石炭を16トンも積むのさ
それでも現場監督は「なんてことだ」と叫ぶ

16トンも積み込んで 何を得る
また1日歳を取って 借金も増えていくのさ
聖ペトロさんを俺を呼んでも無駄だぜ そっちへは行けやしない
俺の魂は会社の物だからな

俺は霧雨の降る朝に産まれた
喧嘩といざこざが俺のミドルネームだ
俺はジャングルで年老いた母親ライオンに育てられたのさ
声の高い女では俺を列に歩かせることはできないのさ

16トンも積み込んで 何を得る
また1日歳を取って 借金も増えていくのさ
聖ペトロさんを俺を呼んでも無駄だぜ そっちへは行けやしない
俺の魂は会社の物だからな

俺が歩いてくるのが見えたら 道を開けな
多くの男がそうしなかった そして多くの男が死んだ
鉄の拳ひとつで もうひとつは鋼さ
もし右手が外しても 左手がお前を捉えるだろう

16トンも積み込んで 何を得る
また1日歳を取って 借金も増えていくのさ
聖ペトロさんを俺を呼んでも無駄だぜ そっちへは行けやしない
俺の魂は会社の物だからな


  ,,テネシー・アーニー・フォード

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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