陸前高田から大船渡へ移動・・・
廃校になった学校を使って高田高校は授業をしているとのことだったので車で移動。
生徒達は毎朝陸前高田からバスに乗って大船渡まで移動するそうです。大変・・・
到着するなり眼にしたのはグラウンドで授業をしている生徒の奥には自衛隊の車両がずらり。
異様な光景がありました。
なんでも自衛隊員の拠点にもなっているとのことでこのような現状が続いているようです。
少し授業風景を眺めていましたが、この中にも両親を亡くした者・家族を亡くした者・友達を亡くした者、様々な想いを胸に刻んで毅然とした態度で授業を行う生徒たちがいるんだと思うと複雑な想いでした。
でも生徒諸君は、笑顔を絶やさず必死にみんなで楽しめる授業を展開していました。もし自分がその立場になったらどうなっているのかな~そんな事を考えていたら子どもたちはやっぱり大人が思っているより随分大人なんだなーと感じる光景でもあるし、強いなって感じる光景でもありました。
午後からはテニスコートの再生に向けて作業をしました。
全く使っていないコートだけあってフェンス越しに枝がコートへ垂れ下がり、蛇などが発見されるなど
危険場所となっていました。
なので、のこぎり・なたを使用し枝の撤去作業を行いました。
これは作業前!
アフター、作業後です。
誰も立ち入ろうとしなかった場所だったそうですが、少しは恐怖は払拭できたのではないでしょうか!?
何年ぶりに木に登っただろうか? 何年ぶりにのこぎりを持っただろうか?
熊本にいた少年時代を思い出すそんな時間でもありました。
テニスコートは、部員で草取りを毎日行っているそうですが、まだまだ不十分な状況。
部員が思いっきり走り回る様になるにはまだ当分先になるようです!
支援物資も運びました。
このラケットはプリンスの幕田さんの母校『日女』の皆さんから送っていただいた物。
日女の皆さん、大変喜んでいましたよ。有難うございました。
また、今回はナガセケンコーさんからもボールを送っていただきました。
まだコートが使える状況にはありませんが、ボールを使った練習は少しづつ始めているそうで
大変喜ばれていました。
ナガセケンコー株式会社様、有難うございました。
と・・・下に見えているのがアースノーマット。これからの時期には無くてはならないものだということで大変喜ばれるものでした。
避難所生活の方もおられる事を踏まえて、電気コードの物と電池式の携帯用と2種類用意しました。
言いかえれば贅沢品になるのかもしれませんが、少しの心への安らぎを与える為には必需品と言ってもいいと私は思います。
もし今後被災地等へ物を送る方は是非『アースノーマット』を気にかけて下さい。宜しくお願いします。
陸前高田5へ続く・・・
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