おはようございます。亜咲です。

お盆ですね。
宗派によって考え方が違いますが、皆さんは如何お過ごしですか?

浄土真宗のお盆は死者の為の供養と言う概念がありません。
先祖供養ではなく、先祖への感謝の気持ちを込めて阿弥陀仏如来の念仏を聞く日。
歓喜会(かんぎえ)と呼び、自宅に僧侶を呼んで仏法をお願いしたり、お寺で法話会が開かれます。
普段の法要と変わらず、同じです。
今年は台風の影響で中止すると本堂に張り紙がありました。
お墓も12日に行ってきました。
台風が近づいている分、早めの行動です。



送り火、新盆の白提灯、盆提灯、精霊棚、精霊馬、精霊牛、はやりません。

故人があの世から帰って来るという考えはないのです。

親鸞聖人の教えで、生をまっとうした死者は即仏成仏する。
故人の魂は阿弥陀如来によって浄土で生まれ変わって仏になるため、六道
(地獄)に落ちることはありません。
仏教の盂蘭盆会で徳を積む必要はなく、(魂はすでに救われているから)なにもしなくていいです。



親鸞の師である法然が開いた浄土宗は「南無阿弥陀仏」と念仏を唱えることによって、誰でも極楽浄土に往生出来るという教え。
浄土真宗は阿弥陀仏の救いを信じて委ねれば往生出来る。

どちらも民衆に受け入れやすかったことでしょう。