いま

 

大原由紀先生からモンテッソーリの教育法、特にピアノ教育への応用について学んでいます。

 

 

先日は、モンテッソーリ6か月勉強会の卒業生の会「ハーモニー」に参加しました。

(写真掲載許諾済)

 

 

花花花


学部生の頃、勉強した音楽教育法。

音楽教育を学ぶ上で、必ず出てくるお名前。

 

オルフ、コダーイ、ダルクローズ。

 

大学では、特に、ダルクローズのリトミックを濃く学びました。

リトミックの授業がなんとも…わたしは苦手で…

大学院でも授業があって…

苦手意識は相変わらずでしたので、なかなか大変でした。

 

 

最近感じるのは、

このような音楽教育法から発展させたピアノ教育法ではなく、

幼児教育法をピアノ教育にうまく絡めた?進化させた?教育法が注目されるようになってきたと思います。

 

 

花花花

 

雑誌『ムジカノーヴァ』2022年2月号の特集記事、「モンテッソーリ教育、シュタイナー教育から探る『「知育」とプレ・ピアノレッスン』」で、モンテッソーリについて執筆された大原由紀先生。

ご活躍はさすがのひと言。現在もムジカノーヴァの連載記事を担当されていますね。

もちろん、ご自身がそれ以前に相当量をお勉強され、モンテッソーリ歴は長く、そして深くていらっしゃいます。

 

大原先生は、執筆よりも前から、モンテッソーリ教育を取り入れたプレ・ピアノレッスンについての講座を開かれています。そして、私自身、その講座に参加させていただいており、レッスン・アイディアはもとより、それに至る最も大事なモンテッソーリ教育の理念をも学ばせていただいています。

学部生の頃、勉強したはずなのですがねぇ。ウン十年前のことですっかり忘れてしまってます。

 

思い返すと、、、当時、このモンテッソーリをピアノ教育に結びつける発想は、まったくなかったですし。当然ですね。

それどころか、ごくごく最近まで(=大原先生の講座を受講するまで)、モンテッソーリの幼児教育とピアノ教育はまったく別物でした。

でも、モンテッソーリを知らなかったわけではないですし、知識としては少しはありましたから、むしろ、私自身は「bi-」だと思っていました。

両方を知っている、扱える、というような意味です。bilingual(バイリンガル)やbicycle(自転車)等の「bi-」です。

(*確か、大学院研究室での恩師が、お使いになっていた言葉だと記憶しております。もちろん、先生の場合はこの件でbi-をお使いになっていたのではありません)

 

 

それが、、、

大原先生の、「2つ」を、「1つ」に融合したモンテッソーリ教育法のピアノ教育への応用を知ったときの衝撃。

とても驚き、そして深く感銘を受けました。

 

ピンク音符ピンク音符ピンク音符

「モンテッソーリの幼児教育法の理念に則って、それをピアノ教育(=特に乳幼児からスタートさせるピアノ教育)につなげる」この視点が私にはありませんでした。

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幼児教育法という響きは、なんとなく堅苦しさをイメージさせてしまいますが、何より、大原先生のお人柄によるところも大きいですね。

大原先生のそれは、モンテッソーリの教えは決して堅苦しいわけではなく、

小さい生徒さんや、少し困難が感じられる生徒さん、そして保護者の方、皆さんの気持ちを和らげる。

 

 

今さら感がありますが…いいえ、自分をブラッシュアップさせるのは遅いも早いもありませんね。

 

これからも新しいことを取り入れられる柔らかな、そしてしなやかな心と頭と体を持ち続けていきたいと思います。

あ。これは心技体、ですねラブラブ

 

 

bi-から融合。さらなる発展を目指して。

気づけて良かったですハート

 


 花花花