森山古墳群 | 城館のフィールドワーク

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全国にゴマンとあるという城館を、徒然なるままに紹介する探訪記。ときどき浮気して古墳も紹介。居住地の福島県が中心です。

来年度企画展の事前現地調査として、今日は同僚のWさんと一緒に県北の主な後・終末期古墳をめぐる。途中、中期古墳なども見学。訪ねたのは、塚野目古墳群(国見町・桑折町)→森山古墳群(国見町)→湧水横穴墓群(国見町)→上条1号墳(福島市)→日向古墳群(福島市)→二子塚古墳(大玉村)→天王壇古墳(本宮市)→金山古墳(大玉村)。これらのうち、本ブログで未紹介の古墳を順次紹介。先ずは国見町の森山古墳群。横穴式石室を主体部とする終末期古墳群である。

 

4号墳の横穴式石室。羨道にも石積がある。門柱石が印象的。

 

同じく玄室の奥壁周辺。かなりの胴張形である。

 

同じく玄室左側壁。

 

同じく玄室右側壁。

 

4号墳墳丘。さきほどの横穴式石室は覆屋の中にある。

 

森山古墳群には4基の墳丘が確認でき、写真はそのうち最も西側にある墳丘。

 

解説板。

 

森山古墳群は丘陵の縁に墳丘が並ぶ。往時は、丘陵の下から墳丘がよく見えたことだろう。石室の石材の小ささが気になった。