ボツボツほだ木を立ててます (;´▽`A`` | 浅香椎茸園のブログ なばやまさんのなば作り

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原木を用いた椎茸栽培の作業状況などを紹介しています。

今日は節分。
早いもので明日から暦の上で「春」になりますね。
毎年、立春頃からしいたけも春子の芽が出始めて、春の息吹を感じるようになります。
近年はしいたけが早く生育することが多いのですが、今年は平年並みのようです。
今週月曜から始めたほだ木立ても、「春光」の3才ほだ(発生3年目のほだ木)を残すばかりになりました。
3才ほだは標高600mの30年を超える老齢木だったので、ほだ木が太く重いです。
おまけに散水してほだ木は水を吸ってさらに重たくなっています。
写真のほだ木は直径30cmクラスで、地面にゴロゴロ転がっていますよ。
 
 
ほだ木を立てると芽が出始めています。
月曜からすると芽が少し大きく、増えてきた気がします。
ソヤ(樹種;イヌシデ)のボロボロなほだ木にも芽が出てました。
 
  
 
下の写真は倒した時の傷が白くシイタケ菌で覆われています。
夏出し品種を浸水した時もそうですが、傷がシイタケ菌で白く覆われた頃にしいたけの芽が出始めます。
「しいたけ出す準備ができたよ~」って教えてくれてるのかもしれませんね。
 
 
中~小径木は女子衆が今日立ててしまいました。
昨夜散水したほだ木の氷は夕方まで残ってたので、手が冷たかったって言ってました。
一日早く散水しとけばよかった。
 
残るは大径木のみ。
息子くん達は原木の玉切りがあるので、一人でボツボツほだ木を立てています。
 
 
ボツボツほだ木立ての様子(動画)です。
ほだ木は画面右から左に倒してあります。
だから、左側が上になっていました。
立てるときは面倒でも天地返し(ほだ木の上下を入れ替える)しながら立てていますよ。
天地返しはほだ木の上下の水分差をなくし、ほだ木全体から発生しやすくするものです。
 
 
手に持ってるのは「手かぎ」です。
ひっかけて引き起こすのでずいぶん楽ですよ。
 
 
一日立てれば結構片付きますね。
明日1日頑張れば全て立ててしまいそうです。
 
 
ほだ木は太く重たいから、ボツボツやります。
 
(^-^)ノ~~