遅れてるから涼しい所で仮伏せ | 浅香椎茸園のブログ なばやまさんのなば作り

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原木を用いた椎茸栽培の作業状況などを紹介しています。

今日も曇り空で蒸し暑い日でした。

雨が降らなければやることが山積しています。

現在夏出し品種を浸水発生させて毎日生しいたけをパック詰めして出荷していますが、収穫終わったほだ木が発生舎の中に溜まってしまいました。

雨の中ほだ木を運び出すと刺激でしいたけが出ることもあるので、搬出を控えてました。

今日は収穫が終わったほだ木を休養場に移すのが一番の仕事です。

(休養場;収穫が終わったほだ木を約一か月涼しい場所に移し、次の発生の備えてほだ木を休養させます。)

来週も雨ばかりなので、来週ほだ木を入れる発生舎を空けることも大事な仕事なんです。

 

 

さて、山から持ち帰った原木の駒打ちも毎日コツコツやってもらってたから、ずいぶん片付いてきました。

後一日で終われそうです。

打ち終わった原木は涼しい木陰で仮伏せしています。

シイタケ菌の生育は25℃付近が最も活発で、28℃を超えると急激に低下してしまいます。

(外気が30℃を超えても原木内が30℃を超えることは少ないです)

今朝の最低気温は23℃ですから、朝も、夜もシイタケ菌は活発に生育していますね。

だから、温度が摂れるような場所に仮伏せする必要はなく、原木は乾燥が進んでいるから木陰の方が晴天が続いた時でも安心です。

 

 

とは言っても、シイタケ菌が活着するまでの仮伏せですから、また運ぶことを考え道端に仮伏せしました。

 

 

できるだけ梅雨の雨にあてて、活着、初期伸長が始まってから本伏せに移します。

本来なら早く終えてなければいけない駒打ちですが、最近原木が回ってきただけに仕方ありません。

原木の状態見ながら適切に管理して、いいほだ木に仕上げたいものです。

 

 

おまけ

 

今日は5匹の犬たちを連れてお出かけしましたよ。

そうです。

年一回の狂犬病の注射の日でした。

子犬の頃から椎茸栽培場に放し飼いしている(形はサル対策)犬たちは、車の中にブルーシートが敷かれると警戒し始めました。

放し飼いしてるからおやつで釣って捕まえるのですが、勘のいい奴は警戒して捕まりません。

毎年、苦労して車に押し込み注射場に連れていきます。

 

 

横の戸を少し開けて一匹ずつ抱きかかえて尻を外に出し注射してもらいました。

毎年恒例の大捕物ですが、雨が降ってなくてよかったです。

放し飼いで泥にまみれた犬を連れていくのは・・・

 

(^-^)ノ~~