椎茸栽培の本伏せのひとつに林の中に伏せ込む林内伏せがあります。写真は6月上旬のクヌギ林の様子です。風通しのよい場所でチラチラと木漏れ日が差し込み、ハンモックを吊るして昼寝をしたくなるような場所です。ZZzz....
このような環境が椎茸菌の生育にも適し、人が心地よく感じる場所に原木を伏せこむと良いほだ木を育成できます。
木の間に適度の間隔を取りながら木を組んで伏せこみします。林内では直射の心配がないので枝をかけずにほだ木を育成します。作業の都合で原木を搬出し栽培場で植菌した時は林内伏せを行います。
また、ネットを用いて裸地に伏せこむこともあります。写真は「まるぼたくん」というネットで両サイドがすだれ状になっているいます。
本伏せにはいろいろな方法がありますが、椎茸菌の成長しやすい環境を考慮して栽培するとよいほだ木ができます。(o^-')b