三越劇場で開催されている「初夏の新派祭」を観た。

 

「螢」は新派らしい、いい芝居だった。

 

「喜劇 お江戸みやげ」は、喜多村緑郎は役者の役が本当に合っていると思った。

1つ気になったのは、結城から行商に来た2人が、茨城の方の話し方じゃないことだった。

もっとも、ディープな茨城弁だと、客がセリフわからなくなってしまうが。

歌舞伎座で開催されている「團菊祭五月大歌舞伎」の昼の部を観た。

 

「鴛鴦襖恋睦」は、とにかくきれいだった。

 

「歌舞伎十八番の内 毛抜」は出演者が豪華で、華やかな感じがした。

 

「極付幡随長兵衛」は序幕が結構面白かった。

右左次はしばらく見ていなかったが、セリフが結構ある役で、筋書の写真ページに役名と芸名が記載されていて、びっくりした。

東京藝術大学大学美術館で開催されている「大吉原展」を観た。

 

遊女はブラック企業に勤めているようなもので、睡眠時間もきちんと取れていなかったそうだ。

 

大正時代に、行事が、「髪の毛や衣装が重くて人権侵害だ」と経営者の女性が廃止にしたことがあるそうだ。

歌舞伎の遊女の衣装、かなり重いそうだが、元々の遊女の服装が重かったらしい。

 

歌舞伎の場合、遊郭というと、すごい華やかな場所に描かれているのだが、実際の遊郭は華やかだったのかも知れないが、大変そうな職場な感じだった。