瀧上です。いきなりですが、
僕の実家は飛騨高山と言う観光地のはずれの糞田舎です。
町内には信号が一つもありません。
道に熊のうんちが落ちてたりします。
居間の窓から鹿が跳ねてるのが見えたりします。


そんな田舎です。

じいちゃんも親父も婿養子で‘田舎の家の久しぶりの男の子’
と言うのが生まれたときの僕の立ち位置でした。

両親が共働きだったので、僕の面倒は
祖父と祖母にみてもらっていました。

念願の男の子、プラス長男。と言うことで、じいちゃんとばあちゃんに
凄く可愛がってもらいました。
なんでも好きなおもちゃを、ばあちゃんとじいちゃんは買ってくれました。
(この時良く行ってたおもちゃ屋がアラジンという一回目の単独ライブをやったお店です)

僕は超じいちゃんばあちゃんっ子なんです。


僕が遊びに夢中で高校なかなか行かなかった時も、

高いお金払ってもらって美容学校行ったのに、
なんの関係も無いお笑いの世界に行くって行った時も、

じいちゃんとばあちゃんは、

お前の好きにしたらいいよって言ってくれました。
おかげさまで頑固で我が儘な人間に育ちましたわ。

ある正月、
実家に帰ってじいちゃんの部屋に行くと、


部屋の片隅に、僕らがほんの少し載っているお笑い雑誌がありました。
何回も何回も観たらしくブックオフでは買取不可な程、ボロボロになっていました。


それを見たとき、

絶対売れて雑誌に出まくってやる!!!


て心の底から思いましたわ。


オンエアバトルに出るようになった時も
ビデオ録画の仕方を知らない、じいちゃんばあちゃんは深夜に
わざわざ目覚ましをかけて起きてきて、僕らのネタを観てくれました。

実家に帰るたんびに
お前は立派なもんや、よう都会で頑張っとるな!
ってじいちゃんは褒めてくれるんですが、
バイトしながらのぎりぎりの生活で、ろくにお土産も買えない自分が
歯がゆくて、悔しくて、、、

子供の頃から甘えさせてもらったから
早く売れてじいちゃんばあちゃん孝行しなきゃ、
目覚ましかけなくてもいい位のゴールデンタイムに出なきゃ、




なんて思っていた今年の二月と三月に、








じいちゃんとばあちゃんが立て続けに死にました。


それこそ、ばあちゃんはじいちゃんの後を追うように、ポックリ。と言った感じでした


ここ最近僕の身近な人がどんどん亡くなって、気が変になりそうですが
皆さんの応援のお陰で、やってやんよ!
って気になります。
応援してくださる皆さんの為、じいちゃんばあちゃんに立派な墓を建てる為、
自分の為、その為に来年はもっともっと面白くなってやりますわ。


何が言いたいかって、つまり
瀧上は喪中の為、皆さんに新年の挨拶が出来ないので了承くださいって事。 


それと、孝行するなら早めがいいですぜって話でした。