後ろを歩く人を考えない歩き煙草も嫌い
吸い殻や痰の吐き捨ても嫌い
まだ小学校入ったかどうかの時だったかな
当時はまだチャイルドシートも無かったから
妹は助手席の母の膝の上
あたしは6つ離れた従姉と一緒に後部座席
父の運転で泉北1号線走ってた時のこと
あの手前って空き缶とかのポイ捨て跡がひどくて
幼いながらに嫌悪感さえあった
走行中に従姉も飲み終えた空き缶を潰しもせず窓を開けた瞬間
「ダメ!!」
「…え?」
「ポイ捨てしたらダメ!!」
「ハッ、どうせあんたもやってんねやろ( -᷄ ᴗ -᷅ )」
ポイ捨て嫌いやけども
無意識にしてないとは言い切れない……
自信持って
「してない!」
って言っても
「嘘つけ(*´艸`)」
って返されるのは目に見えてた
そんな時ーーー
「してないよ!」
ビシッと言い切った母の一言
「あみこは、ポイ捨てなんてしないよ」
「えー、でもパパ達が知らんとこで……」
「しないよ
そういうの嫌いな子やから
そういう風に育ててへんから」
更に運転中の父からの畳み掛ける言葉
従姉はグゥの音も出なくなって
窓を閉めて空き缶持った手を引っ込めた
嬉しかった
両親が娘を信じてくれてる事に嬉しかった
嬉しくて泣きそうになった涙を堪えるのに必死だった
30年くらい経つ今も
時々思い出しては両親に感謝してる
今になって振り返ればだけど
従姉の親は良い人なんだけど……
「親」としては、ある意味「毒親」だったのよね
躾というか、親の都合を押し付けるみたいな感じに近い
孫の進学すらも
ツテもなんも無いくせに
「中学出たら働かせる
高校行ったら金かかる」
なんて豪語するし😮💨
発言に責任も何もない人
姪としては、小さい頃からお世話になってるし
大好きな伯母に変わりはない
ある意味では、従姉は可哀想な人
そして、今では積もりに積もった事もあって
従姉に関しては、みんな疎遠になってる
従姉も40過ぎたいい大人やしね
と いうわけで
思い出して嬉しかった事でした