9月の月例会が今日。
先月のみやげを果すつもりで臨んだ。
その時の矢所は的下6時。
手の内が崩れ矢が失速したのだ。
次こそは、。
だが初矢、次の矢を外す。
自信を持って射たのだ。
おい・おい・おい、内心つぶやく。
この日の為に手の内を工夫した。
意識を向けるだけでも違ってくる。
弓の力に負けずに弓をどう包むか、。
それに伴い狙いも変える必要がある。
だが今は競技中。思いきるしかない。
持ちなおして束中。(二中)
月例会は、一回戦・座射四つ矢、二回戦・立射四つ矢
この八射の的中数で決まる。
二回戦、三射まできちっと中った。
四射目、気持ちを入れ過ぎ後ろ9時にハズす。
所謂、「スケベ」した。(弓道用語)
弓道の競技は、ほんの一瞬の事だ。
そこで迷うと例えわずかでもハズす。
気負っても力んでもハズす。
だから思いきるのが大切だ。
技より気合いが勝ると言われるのは
そう言う事なのかもしれない。
迷う時間をじぶん与えないことだ。
結果、同中は2人。
他に昼の部ひとが1人いる。
一射の競射となりじんは、的中。
結果45ミリ差で2位となった。
今回は少ししびれた。
競技を終えると先輩から
「どうしてそんなに中るの?」
と訊かれた。
「皆さんに教わっていまがあるんです。」
と、じんは応えた。実際そうなのだ。
自分の矢所から突き詰めて考えただけ
だと思う。
全射的中までまだ道半ば。
稽古では幾度も出している。
また、来月に臨もう。