渋谷での打合せの後、軽食を食べて、「12人の怒れる男」をモチーフに描かれた衝撃の問題作の舞台、演劇界の異端視と言われる望月龍平シアターカンパニーの「Twelve トゥエルブ」へ。
青山円形劇場の回転するステージを活かした演出以外派手な仕掛けなど何もない、ただ密室で12人の陪審員達のやり取りのみ。
それなのに、全く飽きることなく引き込まれてしまいます。
脚本、演出、役者の演技力すべての力に感動!!
やはり、人間は記憶と経験で想像力を働かせ、判断を下しているのですね。
主観と客観、情報と事実。
冷静に見極めることの難しさを痛感。
本音をさらけ出した登場人物たちに、人間は愛おしい存在だという気持ちが沸き上って涙がこぼれてしまいました。
モチーフとした「12人の怒れる男」と異なり、この舞台では女性が4人、男性が8人という構成。
女性たちの強さと、激しくすごむ男たちの弱さのコントラストが際立ちます。
優しく強いオトコが好きですが、オトコの弱さもまた愛おしいですね。
公演終了後、望月龍平さんと♪
「Twelve トゥエルブ」の公演は、9月7日まで 青山円形劇場です。
舞台の詳細は下記へ。
望月龍平シアターカンパニーHP:http://rmcompany.co.jp/
Facebookページ:https://m.facebook.com/events/683447481703901/