5月4日。
日本市場が連休の真っ只中にいる間に、
米国株は一時264ドル安。
欧州ではギリシャへの約14兆円の支援が決まったが、
『それでは足りない』という意見も。
加えて、市場はすでに次の矛先を
ポルトガル、スペイン、イタリアへと向け初め、
ユーロ圏の混乱はまだ収まらないのかも知れないな。
日本は、中国の成長に支えられ、
まだまだ景気回復を感じられる状況にある。
現時点では1万円を割るほどの混乱にはなく、
下げても底堅いのではないかと期待している。
それにしても、最近、様々な識者たちが、
ギリシャ問題と重ね合わせるようにして
日本の状況を論じている。
『同じように破綻の危機』という意見と、
『日本は大丈夫だ』という意見と、
どちらも一理あるような気がするのだが、
やはり国債発行額が減る方向へ進んで欲しいものだ。
そうなるまでは、円への全幅の信頼とは、いかない。