パン | 暮らしの中のひとつまみ

パン

堀井和子さんの作るパンが好きです。

ひとつの生地で作るパンは私のバイブル的存在。

堀井さんの作るパンは、自分の理想とするパンに限りなく近いパン。

 

そもそもパンにはまったきっかけは。。。

 

21歳の時、訳あってフランスに2ヶ月半ほど滞在していました。

リヨンとパリにそれぞれ半分くらい。

今は結婚してダンナとなった人に、ほぼ強制的に連れて行かれたのです。

私にはちょっとつらくて苦い思い出ばかりのフランス滞在・・・。

 

現地での私は何も目的がなかったので、「何かせねば」と思い、

途中から毎日パリ市内のパン屋巡りをすることにしました。

始めはバスや地下鉄を使ってお店巡りをしてましたが、

パンの食べ過ぎで急激に太ったので、ひたすた歩いてお店巡りをしました。

(歩き始めたらみるみる痩せた!)

 

そして「パン日記」なるものをつけていました。

行った先のパン屋さんについて書き、味について書き、

現地で買った色鉛筆でそのお店のパンの絵などを描き・・・

まるでパンの評論家にでもなったような気分でした(笑)

 

フランスのパンは本当に本当においしかった。(遠い目)

 

そしてパンの入っている紙の袋が捨てられなかった私。

お店のロゴやお店の絵がプリントされている袋。

状態のいいものは捨てずに(と言うより捨てられなかった)

取っておきました。油のシミやパンのかすがついた袋もいくつかあり、

「そんなもの取っておくなよ・・・」と彼には呆れられました。

今でもパン日記と一緒にファイルしてあります♪

 

そんな事があり、日本に帰ったら自分でおいしいパンを焼いて

みたくなって堀井和子さんの本を買いました。

 

この本の中の“基本のシンプルな丸パン”は何度も作ったパン。

本の中の写真とそっくりにできた時は、本を隣りに置いて、

「見て見て!写真と同じ同じ!」

と家族に見せたものです(笑)そして寝ている母を強引に起こして、

おいしく焼けたパンを夜中に無理やり試食させた事も。

 

パンは、決して大きくはないデロンギのオーブンで焼きました。

カリッとおいしく焼くにはシンプル機能オーブンが一番。

 

当時はパンを焼くことに凝ってそればかりしてましたが、

最近ではすっかりご無沙汰です。お菓子作りもそう。

おいしく焼けたら喜びもひとしおですが、

やはりパン作りは労力がいるし手間もかかります。。。

けっこう体力勝負。

 

少し前にある番組でパンのプロが、

『大量生産されたパンには発酵促進剤が使われていて、

(効率よく大量生産するために)それは添加物だから

食べ続けると体によくない。だから自分は無添加パンを作り続ける』

というような事を言っていました。

 

パンも野菜も何でも、自分で食べるものは自分で作るのが安心。

そうなんだよね。。。

また作ってみようかな。

あの時自分にみなぎっていた謎のパワーがほしいです。