ダイジェスト版「琳派×アニメ」展 〜尾形光琳、神坂雪佳から鉄腕アトム、リラックマ、初音ミクまで〜 | ma-chamaのbrog

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今日は道立近代美術館の特別展「「琳派×アニメ」展 〜尾形光琳、神坂雪佳から鉄腕アトム、リラックマ、初音ミクまで〜」を観て来ました。



「琳派」とは桃山時代後期から近代にかけて活躍した芸術家集団の流派のひとつです。
特定の家柄に拘ったりせず「私淑(ししゅく)=正式に弟子入りはしないが個人的に尊敬していて模範とする」による継承や技術習得がされて来ました。
画風としては金箔や銀箔を背景に用いたり、「たらしこみ技法(塗った色が乾かわないうちに他の色を滲ませる技法)」や、デフォルメされた鳥や花などの被写体を複製して配置したりと常識に囚われない自由な表現がされ、流派の特徴を受け継ぎながらも絵師それぞれの個性が出ています。

あの有名な「風神雷神図屏風」を描いた俵屋宗達(江戸時代初期)は琳派の創設者のひとりです。
(もうひとりは「本阿弥光悦(1558〜1637)」です)


琳派の中興の祖として知られているのは「尾形光琳(1658〜1716)」です。

そして「神坂雪佳(1866〜1942)」は近現代の琳派の画家として知られています。







撮影OKだったので、撮影禁止の一作品を除いて撮影しましたが、全体公開記事では一部のみ掲載します。












2020年に尾形光琳の幻の名作として公開された「富士三壺図屏風」です。


「私淑」「絵師の個性」という特色は現在まで受け継がれており、アニメと大和絵のコラボレーションが実現したのも「琳派」ならではです。

「初音ミク」


「ブラック・ジャック」


「火の鳥」


「鏡音リン&鏡音レン」


「ジャングル大帝」


「リラックマ」