フゴッペ洞窟 | ma-chamaのbrog

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金吾龍神社を参拝した後は、すぐそばのトンネルを抜け、余市町に入りました。


余市町の看板を通り過ぎ、しばらく歩いていると「フゴッペ洞窟」があります。

フゴッペは漢字では「畚部」と書きます。






この建物は史料館のような施設で、建物の奥に「フゴッペ洞窟」があります。

ただコロナの影響により、建物内に展示されている史料は閲覧出来ますが、建物の奥の洞窟には入れません。


建物の入り口です。
ここから先は写真撮影禁止となります。


入り口の壁にはフゴッペ洞窟のことがわかりやすく書かれています。






こちらがフゴッペ洞窟の壁画の中でも特に有名な「羽根のある人物」です。

その見た目から天使だとか、宇宙人だとかって言う人もいますね(笑)

恐らくは祭祀を司るシャーマン的な人物であろうと言われています。



フゴッペ洞窟は、今から約1600年前の続・縄文時代(弥生時代に相当=北海道には弥生時代はなく縄文時代が続いた)に描かれたとされています。

壁画には、主に人物像を中心に動物なども描かれ当時の人々の生活の様子や祭祀の様子などを伺い知ることが出来ます。

壁画の総数は約200点以上。

極東ロシアの「アムール文化」との関連も指摘されています。

なぜこの場所に描かれたのかは不明ですが、豊漁祈願などの祭祀を行う場所だったのではないかという説があります。

このあたりはストーンサークル(環状列石)遺跡が非常に多く、積丹半島一帯が古代の人々にとって聖なる土地だったのかも知れません。



この小高い丘がフゴッペ洞窟の外観ということになります。