過去20年間のうつ病闘病期間中に、2回、心が折れたことがある。

1度目は上司2名の執拗な叱責。

2度目は、仕事を指導してくれる立場だった先輩の嫌がらせ。

過去2回とも、自分ではっきりと心が折れるのがわかった。

そして、その次の日から出勤できなくなった。

 

昨日、直属上司からの心無い発言で、またも心が折れた。

うつ病が再発していることは伝えていたが、全く意味がなかった。

医師から休職を勧められながらも無理して出勤を続け、努力していたつもりだった。

そんな自分を全否定された。

久しぶりに自分の心が折れる感覚、壊れる感覚が蘇った。

 

言われた直後は怒りで体が震えた。

でも数分もすると、意外にも心がすっと軽くなった。

なぜだか自分でもわからない。

あんなクソ上司には理解できなかったんだろうな、とあきらめがついた。

今まで無理して頑張ってきた自分が情けなく感じた。

これならもっと早く休職する等の方法もあった、と反省した。

 

ただ不思議なのは、過去と違って、今日も普通に出勤できそうなことだ。

とは言っても、心は完全に折れている。

やるべき仕事を淡々とこなすだけのために職場へ向かうつもり。

上司が困ろうが関係ない。

ただ、私が休めば、同僚や後輩に負担が増えることは申し訳ないと思う。

でも仕方ない。

 

今日の仕事帰りに、直属上司に対してはっきりと伝えるつもり。

現在の異常な業務量を削減してください、と。

それが無理なら休職せざるをえないところまで追い込まれているんです、と。

 

おそらく無視されるだろうから、しばらく無理して出勤し、燃え尽きたところで休職。

そんな近い将来が想像される。

現代社会には掃いて捨てるほどある現象の1つなんだろうと思う。

無駄な抵抗だとは思うけど、正攻法でやってみようと思う。