こんばんは

まとわりつくような湿度が無い1日で

秋を感じ始めて嬉しい 朝陽です


実は、今の施設で看取りに入られた

方が2人おられて

経口摂取がかなり危うい状態で

日々変化する体調に対して

どうケアをしていくかを考えつつ

対応している真っ最中で


毎日バタバタです


とても熱心で

しっかり利用者さんに寄り添ってくれる

心強い同僚(20歳下)も一緒に

バタバタしてくれているんだけど


感情移入がちょっと度を越し始め

介護士と利用者さんという関係性から

外れ始める言動が目立ってきて


もっと家族さんに

ケアの提案してください!


訪問看護を毎日来てもらうとか

有料サービスを利用してもらうとか!


入院してもらえれば

入浴も機械浴で安全にしてもらえるし


方法はいくらでもあるでしょう?!


などなど・・


管理者に食ってかかる事が増えて


なかなか家族さんが動かない事に

苛立ちも出ていて


あーあんぐりあんぐりあんぐり


これは良くない流れになりそう💦


と、色々話をしました


そんなに偉そうに言える立場

じゃないんだけど汗


その同僚よりは

両親を含めて6名ほど

看取りの経験をしているので

その話も混ぜながらのお話し


両親に関しては、利用者家族という

立ち位置でもあったしね


家族さんが、万が一の時の

延命よりも、穏やかに日々を

過ごさせて欲しいと望む

『看取り』の意向を

正式に出されていること


出来る事があるのに何故?!と

憤りはあるかもしれないけど


現実問題として

100歳を目前にしている利用者さんの

お子さんはもう後期高齢者で

我が親の介護費用で

経済的負担を強いられている中


ご自分の体調だって万全とは言えない


同僚がもし、訪問看護を!

とご家族に提案したとして

1訪問一万円近い費用×日数が

出せない💦と

ご家族側が断念したとして


亡くなった後のご家族の気持ちは

あの時の提案を

無理してでも受けていたら

もっと生きのびたのではないかとか

親不孝な事をしてしまった・・とか


自責の念を抱かせてしまう可能性は

おおいにあると思われる事


その可能性も考えず

こちら側から提案をし続けるのは


いずれ残される遺族に酷である事


グリーフケアの観点としても

家族でない私達は

ご家族とご本人の間に

割って入るべきでは無い事とか


言葉を選びながら話したら


腑に落としてくれました


父が入所していた所でも

オムツやら処置やらで追加料金

凄くてビックリしたもんなぁ


元気なうちから延命はしないと

意思表示していたので


私達は意思に従う形でいることが

出来たけど、もし『胃瘻』をしていたら

あと数年は存命だったかもしれないなと

ふと考えたりする事があるんよね


本当に一生懸命してくれてる子なので

これからの介護業界の原石


本当に、何故ここで働いてるの?と

理解出来ない介護士が多い中


介護業界に来てくれてありがとう!と

思える人なので


辛いかもしれない経験や体験を経て

活躍してほしい✨️


穏やかに少しでも気持ちよく
過ごしてもらえるように
私達はケアさせてもらいます