怒りの感情も色々です

日本人は､元々が農耕民族から､怒りの感情を顕にすることを押し殺してきた民族です。

周りに対して過度に気にするところと､周りと足並みを揃えることに注意を払う傾向にあります。

それ故に

謙遜や謙虚さを美徳と捉えるところがあり､賢い人は怒りの感情を顕にしない。などと言った傾向にあり､また､そういう人を賞賛するため､怒りの感情が込み上げても抑えるのが賢い生き方だという習性みたいなものがある。

これは､平和に暮らすためには悪いことではありません。1人で生きているわけではないので､山奥に1人で住んでいなければ､1歩家を出れば､必ず誰かしら人がいるわけで､この精神が今の平和で安全な日本を象徴してるわけです。

ただ､まだ世の中の酸いも甘いも噛み分けたことのない子供にまで､感情を押し殺すことを強要する親も多く､こういった抑圧されて育った子は､心が育ちづらいことになります。

心の中に抑圧された感情は､発散して放出されることなく溜まっていきます。幸福感なら良いですが､怒りの感情は溜めておいても良いことなんて1つもありません。

心に怒りのガスを溜め込めば､あるとき､また怒りの感情で着火して大爆発することになります。

喜怒哀楽の感情のなかで､唯一コントロールが難しいのが怒りの感情です。

・社会人なのだから､いちいち怒りの感情を顕にする人は人としてどうなの？

・感情のコントロールのできない人は人の上に立つ器ではない。

・親なのに感情のコントロールができないから子供が可哀想。

等々､怒りの感情をコントロールする術を習得する前に､モラルに反することは人としてどうよ？と言った

他人からの目を意識したものに実は､コントロールされてる人が多い。

そして､あんな理不尽な対応をされてるのに､平然としてるなんて､

なんて器が大きい人なんだ！

と､賞賛されると放出することを忘れ､怒りのガスが溜まっていることに気づかなくなり､満タンになったとき､ちょっとした怒りが着火して

ドッカーン

また､顕在意識では…感情のコントロールができると騙せても､潜在意識では騙せません。着火して爆発しなければメンタルが崩壊し兼ねない。

特に､子育てをする親は､自分の子がどういうところで感情を顕にするのだろう？と､発見する前に､世間からの評価という看板を気にしすぎて､子供の感情を無視した教育をしがちです。

実は､怒りの感情が現れたときこそ､どうして怒ったの？

と､聞くチャンスなのに､そのチャンスすら無かったことにしてしまうのは

子供の精神的な成長を著しく阻害することになります。

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さて､話は少々逸れますが

NHKの朝ドラの『虎に翼』の中で

婚姻状態にある女性は無能力者

という台詞がありましたね。

法律上、結婚した女性は『準禁治産者』と同じように「責任能力が制限される」と教えてました。

これに､寅子は異を唱えてましたが

まぁ…私の意見はというと

なに？この時代の男性は､無能力者や禁治産者に家庭を守ってもらわないと何にもできないわけ？自分の血を分けた子供も､無能力者や禁治産者に産ませるってこと？

てか､無能力者と結婚すると言うことに疑問を感じないの？

それじゃあ､この時代の男性は

単なるお山の大将､裸の大様で

無能力者以下

じゃんw w w

と、解釈する私みたいなものも

いるわけですよ😅

そんなわけで、

怒りの沸点は人それぞれ

だから､まだ世の中の右も左もわからない子供の感情にモラルという人の目の看板で蓋をしてはいけないと思うんです。

ここは､

どうして怒ったの？

どうして､そう思ったの？

と､冷静に聞いてあげれば､親の感情やモラルという看板の目を気にする暇はない。

自分の子の性質､個性を

知るチャンスです

そして､自分とは違うところで怒りの感情が芽生えるのね。と発見し､子供というよりは1人の人間として尊重し､それでも人に危害を加えるまでになるのを阻止することにも繋がります。

で、こうして育った子は､大人になると冷静さという武器を持つことになり､社会の中でも生きやすくなります。また､他人に対しても怒ることを頭ごなしに蓋をせず､しっかり理由を聞こうとするところから､会社では良い上司となり､家庭では怒りの空気で汚染されることもなく､幸福が更に幸福を呼ぶという連鎖となります。

「よそは他所」「うちはうち」だけで済ませる親も多いですが､子供が理解できるような説明ができる親でありたいですよね。

で、話を元に戻すと

怒りの感情は､専門家に言わせると6秒〜7秒待てば収まるという。ただ､瞬間湯沸し器のような人には､

この6〜7秒は長いです！

いやほんと…

怒りの感情が発動されているときは､呼吸が浅いため､深い呼吸をするように…とか､怒りの感情を紙に書いて破り捨てたり､シュレッダーで処理すると溜まらない。とも言いますが

そもそも､

ムカついた！と思ったときに

冷静になって呼吸を深くしなければ！とか､紙に書いてシュレッダー？そんな時間まで抑えられるなら苦労しないって！

と、なりますよね

これができる段階で､冷静な人と思う。。。

かと言って､誰それ構わずに怒りをぶちまけることもできないのと､毒ガスを溜めたくはない。

そんなとき､私の安易な対処方法として

怒りのパワーが発動する瞬間に

怒り狂う自分を上から眺めるんです。そこに

そーだ！そーだ！殴ってやれ！

と、いう声援を送るもよし

いや、ちょっとまて！怒りの感情を剥き出しにする前に、

その感情を相手に発動させてやれ！

そんなことより

スルースキルだ！

なんて､ジャッジする側になるんですよ。怒りの感情に振り回される自分を上から眺める想像をするんです。そして、殴るのも挑発するのもスルーするのも､上から眺める自分の思いのままと考えると､何も相手に危害を及ぼす行為は無駄と考えるようになり､逆に法治国家である日本では､暴行罪に問われることにもなりかねません。

まぁ…そんな上からの立ち位置で見ると､けっきょくのところ､怒り狂っている自分も相手と同じレベルなわけで､上から眺めている自分にステージを上げてあげればいいんです。

そして､怒りの感情に支配されないだけではなく､ジャッジする側ですから､相手に対して､

「お前の負けね」

と審判を下せばいいのです。

やられたらやり返すと､

同じ人になるのよ！

この言葉だけで理解したつもりでも､真に理解してなければ毒ガスは知らない間に溜まっていることになりますからね。

怒りの感情が出たときこそ､フリではなく､真にその感情を振り切れるようになると､実は幸運を招くことになります。

それは､自分の場が上がることから､波動も上がるため振動数が増えます。そうすると低レベルの負の波動は近づけなくなり跳ね返されてしまうのです。

そして､高い波動は周りにも影響し､より高い波動が周りに集まってきます。

怒りの感情を手放せ

これだけ言われても納得できないのが私でしたので､寅子のように

はて？

と言ってしまうんです😅

同じように考える人は､騙されたと思って実践してみてください。

そのときは､損をすることがあっても､ジャッジしてるのは高いところに上がった波動の高い自分なので､この損は後に回収できる。とまでもジャッジするんです。

そう…よく言われるところの

自分を信じろ！です

因みに、私はガチの昭和の気質の父親に育てられ、喧嘩したり､意地悪をされて泣いて帰ってくると、

やり返して泣かせてこい！

それまでは､家に入れん！！！

と、言われて育ったのですが､

い、いや…そこじゃなくて､どうして泣いてるんだ？と､先ずは聞いてよ〜💧

と、よく思ったもので､父親もまた負けず嫌いから､子供にそう言ったのもわかりますが､なかなかにハードな父親に育てられたものです。

逆に､母親はそのぶん優しく接してくれましたが､父親に合わせる方に誘導する人でしたので､家を出たあとの開放感はたまらなかったです！😅

怒りの感情の処理をして波動を上げるやり方