メメクラゲで有名なつげ義春が原作のようです。
つげ義春のマンガは学生の頃数作読んだことがあります。不安神経症を患った作者の描く絵柄は暗く圧迫感を感じるものでした。彼のマンガを映像化するというのはかなりの冒険と思います。そんな不安と一抹の期待をもって劇場を訪れました。
いや。ひどいものです。不条理ですから話が破綻していてもいいのです。しかし映像がひどい。情交のシーンなどセンスが全く感じられません。ない方がマシと言ってもあれも大きな要素なのだから入れないわけにはいかない。そんな葛藤を感じました。
ずっと我慢して観続けていましたがもう限界。席を立ちました。途中退出した映画はこれで今年2本めです。
2024年通算209本目