教科書的知識の映像化。

 

プラハの春 不屈のラジオ報道

 

世界史で習ったプラハの春。民主化機運が芽生えたチェコ・スロバキアの首都プラハにソ連とその同盟国が進軍し、共産化を強行した事件です。本作はその顛末がラジオ局の関係者を中心に描かれます。個々人の内面の思想の自由さえ許さない当時のソ連共産党が周辺国でも同じことを強要するのは当然です。よって一抹の綻びさえ許さない。そんな行動原理だったのでしょう。

 

当然、ソ連の侵攻に対する国民の反対行動はあっても所詮丸裸の個々人です。軍には敵わない。その後の圧政はソ連崩壊の前年まで30年近く続きます。

 

本作を観ていてなにか最近既視感があります。米国によるベネズエラ侵攻です。大統領夫妻を連行し裁判にかけようとしています。第二次世界大戦を経て戦禍の反省から法による支配を重んじてきたのではなかったか。強国だけがそれを無視し権益を得てよいのか。

 

帰りの足取りはちょっと重かったです。

 

 

2026年通算6本目

 

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カルト映画として有名だったようです。」

 

落下の王国

 

2008年の公開当時は大コケしてらしいのですがその後カルトムービー的な人気を集めた模様です。普段は空いている映画館も驚くほど観客が入りました。

 

映画を観た後で調べて驚いたのがほぼCGを使っていないこと。撮影箇所が24か国に昇ること。世界遺産でも撮影していること。映像美、それは色彩であったり、衣装であったりが卓越したものでした。ザ・セルの監督の2作目だそうで、映像に共通する美を感じました。

 

内容は半身不随になり絶望したスタントマンが自殺用の薬を手に入れるために少女を手なずけるべく創作した物語を映像化したものです。この辺アラビアンナイトを髣髴させます。物語の中の人物たちが入院中の病院関係者であったりして思わずニヤリとさせられます。

 

物語は少女の希望によって結末が変わったりし、決して主人公の物だけではありません。共作と言ってもいい。作品の最後は様々なスタントマンが演じるシーンのオンパレード。こういうエンディング、大好きです。

 

 

2026年通算5本目

 

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1979年の映画。

 

↓ジャグラー ニューヨーク25時

 

当時、予告編だけ見ていました。観たいなあと思ってはいたものの観ず仕舞い。それが今回のリバイバル上映です。やった。

 

当時のニューヨークは危険な街として有名でした。その街を元刑事である主人公が人違いでさらわれた娘を救うべく駆け回るのです。駆け回るのは主人公だけでなくやたらジョギングする人が多い。ブームなのか今でも多いのか。

 

まあそれはおいておいて肝心の内容はまあまあ。出来事や登場人物の行動に納得がいかない点が多かった。でも劇場で観られただけで良しとします。

 

 

2026年通算4本目

 

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