今月4日から始まった、九州、長野、飛騨、各地を襲った大雨は、明日には峠を越えそうです。

私の住む、熊本県菊池川流域も、少なからず、被害を受けました。






なぜ、水害が増えたのか、それは気象学者に聞けばいいのでしょうか?

水はけが良く、被害の少なかった地域と、その近くでありながら水浸しになる町の違いは、行政者に問うしかないでしょう。

では、同じ水害に遭っても、各人の被害に差が生じるのは、何が原因でしょうか?

「運が良かった」「悪かった」と言うのが精一杯です。「運命には抗えない」と悟ったように言う人もあります。

では、その運命を生み出したのは何なのか?それは業力だと教えられています。

ですから、仏教では「運命に抗えない」でなく、「業力には抗えない」と言います。

発したエネルギーは、決して消えないように、業力は、業のエネルギーだから、これには逆らえないのです。

私は生まれつき、感音性難聴で、自分だけが周りと会話が通じないことに、理不尽を感じ、自分の運命を恨んでいましたが、本当は、そういう業力を持っていたから、と知らされ、辛い思いよりも、スッキリしたように感じます。

業について、語り出すと、本になってしまいます。でも、書きたい、と思っています("⌒∇⌒")