寒いと感じる日も増えてきました。

冬はもうすぐそこですね。

もこもこの布団から出られなくなる朝も、もうすぐそこだ。

冬は苦手です。秦さやかです。

 

 

 

劇団浅葱色 解散公演「どうかこの花を受け取って」が終演して、1ヶ月が経とうとしています。

時の流れというものは、思っていた以上に早かった。

寂しいなあ。

 

 

わたしは、舞台監督・音響という立場で、今回の劇に携わらせていただきました。

2かいどうのブログにもあった通り、今回の劇、わたしはとても良かったと思っております。

こういった場で、自分たちのことを褒めるのはとてもとても恥ずかしいので自重しますが、それでも、この公演は良かったと言いたいです。

サブテレニアンという空間で、役者の呼吸が、音が、光が、一体となっていた瞬間を、わたしは確かに感じました。

全5公演、毎回違う舞台となったけれども、全公演、わたしは大好きです。

この舞台を一緒に作り上げてくれた座組のみんな、本当にありがとう。

そして、公演するにあたってご支援ご協力いただきました皆様、ご来場いただきました皆様、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

劇団浅葱色は、本公演をもちまして、解散となります。

1年と少し、たくさんのあたたかいご声援をありがとうございました。

 

 

わたしは、劇団浅葱色を通して

人が生きるためのエネルギーを感じました。

精一杯生きている人への愛を感じました。

わたしも、劇団のみんなも、そして皆様も、今を精一杯生きている。形はそれぞれでも、必死に幸せになろうともがいている。それはとても愛おしくて、とても尊い。

山野の脚本が、共に舞台を作ってきてくれたみんなが、教えてくれました。

 

 

ひょんなことから高校で演劇部に入ったわたしですが、そこでの出会いがわたしを変えてくれて、山野と共に劇団浅葱色を立ち上げ、1年経ち、今こうして生きていることが、ちょっと不思議で、でもすごく嬉しくて、わたしは彼女に出会えて良かったと、心から思います。

 

 

 

声をかけてくれた主宰のあさぎ、劇団を作り上げてくれた元劇団員含め劇団浅葱色のみんな、客演やスタッフとして支えてくれた皆様、家族、友人、ご支援ご協力くださいました皆様、あたたかいご声援をくださった皆様、会場までお越しくださった皆様

 

わたしに、舞台を作る場所を与えてくれた全ての方々に感謝いたします。

 

 

わたしは、さよならをするのが苦手で、ずっと留めておきたい、我儘な人間です。

だからということでもありませんが、これが本当のさよならだとは思っていません。

思えない、の方が近いかもしれませんが。

 

 

いつかまた、わたしや劇団員がどこかでお目にかかることがございましたら、その時は、劇団浅葱色を思い出してくださると幸いです。

 

 

 

本当に本当にありがとうございました!

それでは、またいつか。

 

 

 

劇団浅葱色 副主宰  秦さやか