あけましておめでとうございます。

副主宰の秦さやかです。

 

 

三が日が終わり、徐々にお正月気分も薄れてきましたね。

皆様、いかがお過ごしでしょうか?

 

わたしはと言いますと、久しぶりに帰省し、実家のあたたかさを実感しております。

帰ると暖房がついており、美味しいご飯があり、なによりも「おかえり」という言葉をかけてもらえる。

実家っていいですね。あったかい。

普段ひとり暮らしで体も心も寒いので、家族のありがたさが本当に身に染みております……。

 

 

 

さて、劇団浅葱色第2回公演『コインランドリーの天使』が、昨年末に無事終演いたしました。

ご来場いただきました皆様、誠にありがとうございました!

 

山野に引き続き、今回の公演の感想をお話できたらと思います。

 

 

わたしは今回、舞台監督・音響・制作の面で、この劇に関わってきました。

 

今回の劇、初めて台本を読んだ時のわたしの頭の中は、ひとことで表すと「まじかよ」でした。

今までにも、いくつか山野の台本を読んではいましたが、今回の劇はベクトルが全く違う。

とにかく「繊細さ」が求められるんだろうな、と。

 

音響となると妙なこだわりを発揮してしまうわたし。

中でもわたしがいちばんこだわったのが「コインランドリーの洗濯機」です。

れいと浅沼がいた、あのコインランドリー。あそこでずっと回り続けていた洗濯機の音は、わたしが録音・編集したものです。

今までともに演劇をやってきた山野が新しいものを作ろうとしている今、わたしも新しいことに挑戦したくなり、既製のもの以外の音を使用することを決めました。

 

リアルを求めて極限まで小さくしたSE。

小さく、静かに回り続けていた洗濯機。

今回の音響、BGM・SEどちらも、わたしの癖やこだわりが露呈された部分が多くありますが、会場にお越しいただいた皆様に、心情的にも、空間的にも、「心地の良い音」をお届けできていたら、幸いです。

 

 

そして最後に。

年末の公演ということで、稽古期間は学校の授業期間、本番付近は師走の忙しい時期と、かなりハードなスケジュールになってしまいました。

それに伴い、なんとかスケジュール調整をし、稽古に参加し、台本と向き合い、ともに劇を作り上げてくれた劇団員のみんな、本当にありがとう。

心より感謝申し上げます。

 

 

 

2018年も、劇団浅葱色は精進し続けます!

次回公演につきましては、随時お知らせしていく予定ですので、しばらくお待ちください!

今年も、劇団浅葱色をよろしくお願い致します!

皆様にとって、素敵な1年となりますように。

 

 

以上、秦でした!