今回の豪雨災害でダムの放流操作について色々と言われているので私の意見を述べます。

今回の大雨では雨雲が接近して雨が降ることは確実なので事前放流が出来たのでは?という声が出ています。しかし今の気象予報ではピンポイントで雨が降る場所を予測する事は出来ません。実際ダム周辺や上流ではそこまで降らなかった場所もあります。ダムには主に発電用の水・利水目的の水を溜めています。そして残りのスペースに洪水調節用のスペースを残しています。これは雨が降った時に極力水を溜めて下流への被害を少なくして落ち着いてから放流をするためです。このスペースを使うことにより大雨が降っても避難するまでの時間稼ぎをするのです。しかしダムへの流入量が多くこのままではダムから水が溢れてしまう時に異常洪水時防災操作というものを実施します。これはダムへの流入量=放流量にすることです。基本は流入量>放流量にして極力下流への被害を食い止めます。過去には天ヶ瀬ダムで頑張って水を溜めて本当の限界まで30cmになったこともあります。長くはなってしまいましたが私が言いたいのはダムに頼りっぱなしじゃダメだということです。ダムだってためる限界があります。今回も限界まで溜めて避難するまでの時間稼ぎをしました。その間に避難することも出来たのではないでしょうか?ダムは氾濫が起きるまでの時間稼ぎだと思ってもらうのがいいと思います。大雨が降ると放流予告サイレンが鳴ってもお知らせが流れても聞こえません。早め早めの自主避難が必要です。また今回はダムと下流の地域で伝達が上手く行っていなかったことも事実ですので定期的に訓練をするなど対策を取ってほしいです。end.