おはようございます。

 

 

今日は、ものに関して書いてみようと思います。

 

情報も物も世の中にあふれる昨今。

 

お店に行かなくても手に入る、本当に便利な時代になりました。

 

私が若いころの当たり前が、今は覆されていることに、日々驚き、時代が変わったなと感じます。

 

 

 

便利で本当に助かるのですが、それと同時に矛盾が。

 

大量生産されているもの以上に、手作りのものに惹かれるようになりました。

 

既に、そういうものに価値を見出していらっしゃる目利きな方も大勢いると思うのですが、私は最近特に感じます。

 

 

なぜか・・・?

 

 

それは、たぶん、そのものにストーリーがあるからだと思います。

 

作り手さんの想い、作り手さんとの出会い、そのものとの出会い...

色々なオリジナルのストーリーが描きやすいのが手作りのもの。

 

 

そして、心がこもっている。

温度としては感じなくても、温かさがある。

その温かさやストーリーは決して目には見えないけれど、私たちの心を豊かにしてくれるのだと思います。

そんな温かいものを、生き物のように感じ、大切に長く愛そうとするのでしょうね。

 

 

 

だんだんと愛着がわく。

そして、そのものを使っていると、自分がご機嫌になれたりする。

そういう気分にさせてくれるものは、本当に大切にしたほうが良いと思います。

理屈無しで、自分が喜んでいる。

言い換えると、自分が心から欲しているものだったりするから。

自分自身が心から欲するものにありつけるなんて、とてもすばらしいこと。

 

 

 

また、料理も似ています。

美味しくなぁれと心を込めて作られた食事は、やっぱり美味しい。

何がどう美味しいか説明は出来ないのですが…。

説明できないと、気のせいと思い無視しがちですが、決して気のせいではない。

魔法のような隠し味が、一味も二味も変えることがあるのです。

 

 

これからも、暮らしの中の出会いに感謝して、心を寄せてみたいと思います。

 

 

 

こころを込めて。

てんすい