2月に入りました。
この月から徐々に蔓延していくアレルギー症状があります。
それは、アレルギー性鼻炎です。
2017年は1月31日から1都5県がすでに花粉に突入したとウェザーニューズが発表したそうで、東京都としては例年よりも11日早いシーズン入りだそうです。
今年の予想飛散量は、全国平均で平年の1.2倍だそうです。
花粉症対策は早めに準備しておくようにしましょう。
また、これまで花粉症にかかったことがないのに、急に発症したというケースも少なくありません。
あと、毎年花粉を体内に入れていると、抵抗しようとアレルギーを引き起こすIgE抗体と呼ばれる物質の量が、一定の許容量に達するとアレルギーを引き起こします。
なので、身体に備わっている生体防御システムが花粉に過敏に働く為、くしゃみや鼻水、鼻づまりといった症状を起こすのです。
花粉を取り込まないようにする対策は外出時、マスクや花粉症用メガネをかけるだけでも花粉を取り込む量を軽減できます。また、衣類は花粉が付着しやすいウール素材は避けましょう。
あと、帰宅時は玄関で上着や髪についた花粉を振り払い、手洗いやうがい、洗顔をして花粉を洗い流すことで付着している花粉が少なくなります。
日常生活時、外に干した洗濯物や布団は、よくはたいてから取り込み、部屋は掃除機をしっかりかけ、できれば水ぶきをしましょう。空気清浄機を使うと、花粉を含めダニやハウスダストの対策にもなります。
抗アレルギー食材
- EPA・DHA…青魚に多く含まれる多価不飽和脂肪酸には、かゆみや発疹などの症状を緩和する作用があります。
- ポリフェノール…緑茶や甜茶などに含まれるポリフェノールには、炎症を抑える作用があります。
- αリノレン酸…体内で代謝されるとEPAやDHAに変わり、かゆみや発疹などの症状を緩和します。なたね油や大豆油に多く含まれています。
- ビタミンB6…免疫機能を正常にする神経伝達物質の合成に必要な栄養素。発疹などの症状を軽減します。サンマや牛レバー、マグロに多く含まれています。
- 乳酸菌…ヨーグルトなどに多く含まれていて、免疫機能を向上させアレルギー体質を改善。特にKW乳酸菌の効果が高いといわれています。
などを摂取することで、花粉症の症状を緩和します。
食事に抗アレルギーの食材を使っていきましょう。
卜部