→こじらせた脂漏性皮膚炎④ からの続き
●マスクに救われる
コロナ禍は、毎日マスクを着けていて良かったので、精神的な部分で、とても救われていました。マスクがあれば、皮むけを気にしなくていいし、職場の人の顔もまっすぐ見て話すことができます。気持ちに余裕ができ、かすかに強気でいられる気がして、マスクはけっこう好きした。
同時に、着けていると蒸れるので、皮むけがごそっと増えている…。それに不織布ってかゆいし、別のところまでかぶれる。なので、ハンドメイドマスクの綿素材でずっと過ごしていました。雨の日なども、皮むけが悪化していました。蒸れとマラセチアは相性がよすぎるようです。
マスク着用の前は、ワセリンを愛用していて、自分にとってワセリンは「のり」みたいなもので、むけてる皮をくっつけて、むけていないように見せてくれるものでした。でも、この脂(アブラ)も、使い方によっては、皮むけをひどくする原因なのでした。
●美容鍼14日目 これ、脱皮してる…?
美容鍼をはじめると決めたとき、日々の肌の変化を記録しておこうと思いました。ずっとオムロンの「基礎体温表」に生理周期をつけていたので、その余白に、
・ニキビ
・皮むけ
・かゆみ
・くすみ
・唇の血色
を、まいにち朝、数字で評価してメモすることにしました。たとえば、現在の皮むけの状態「-5」からスタートし、むけてない「0」になったら合格?です。
さて、美容鍼のお試しコースをやってから14日目のことです。
お風呂場で湯舟につかっていて、小鼻のわきを触ると、白い垢っぽいものがぽろぽろ出る。でも、通常の皮むけとは違う感じです。もしかして「ターンオーバー」による「脱皮」??なのではないかと思いました。あんまりごしごしせず、表面のやわらかい垢?だけをやさしく取りました。
●化粧水はけちらないでください
お風呂上がりは、化粧水を普通に1回つけたあと、もう1回つけ直していました。
そして、保湿のためのクリームをつけます。ただしワセリンなどのアブラは、「重い」とのことで、塗るのはためらいました。美容鍼をはじめたのは10月だったのですが、寒くなって乾燥する時期になると、かゆみが我慢できずこっそり塗っていました…
「化粧水は、けちらないでください、いつもの2、3倍つけてください」とのこと。私の皮膚には、水分がぜんぜん足りていなかったんですね。
水分が足りないから、肌はがんばって過剰にアブラを出そうとして、そのアブラがマラセチアのエサになる…のだそうです。(ワセリンもアブラですもんね…。)
ですので、水も、こまめにがんばって飲んでいました。(お茶でもOK。ただしカフェインなしで)
ちなみに、鍼をやっている期間、ステロイドは使いませんでした。クスリに頼りたくなかったのです。かわりに殺菌作用があるという、ティートリーのクリームを使ったりしていました(自分には、効果はちょっと不明)
頭のかゆみには、コラージュフルフルシャンプーを久々に使うことにしましたが、お高いので、ほかのアミノ酸シャンプーと混ぜて使っていました。