日本の皇室は 世界で一番歴史があるといいます

神武天皇から数えて 2700年もの長きにわたって 日本を統治されてきました

しかし 皇室があるからと言って 天皇であるとは言い切れない時代であるようです

 

最近 話題になっている 一枚の写真があります 

宮内庁の 宮内庁公文書館に所蔵されている

 

明治4年11月21日 明治天皇横須賀行幸写真 の写真です

明治天皇が浜離宮から 軍艦・龍しょうに乗り 横須賀造船所の工場見学に行かれた時のものです

今で言う 米軍横須賀基地内にある ドライドックであります

 

このような写真が残っていたとは・・ 驚愕すべき写真です

 

 

 

明治4年といえば 横須賀造船所の第一号ドックが 完成した年です。

天皇はそれの 視察に向かわれたのでしょう 

建設に携わった フランス人の ヴェルニーの姿も写っています。

天皇を中心とし 多くの人が写っています

 

河瀬真孝・・・長州藩士 先鋒隊に入隊 朝陽丸事件の幕府使節団暗殺の首魁 

       禁門の変では 遊撃隊総督

       1867~1871年(明治4年)まで グラバーの手引きで

       イギリスに滞在

       写真が取られた明治4年に 帰国 侍従長に就任

       明治27年 枢密顧問官となる  子爵

三条実美・・・尊皇攘夷運動に加わり 長州藩と密接に提携

       1869年(明治2年)・右大臣 貴族院議員

       三条暫定内閣総理大臣  公爵

勘解由小路資承・・宮内省に出任 明宮(大正天皇)勤務 

       貴族院議員  子爵

入江為福・・・為福の養子・為守の三男 入江相政は昭和天皇の 侍従長

吉井宮内少輔(吉井友美)・・薩摩藩士

       西郷隆盛 大久保利通 税所篤と幼少期からの親友

       明治4年大久保の推挙で 宮内少輔に就任

       伯爵  枢密顧問官

 

中央に 座られている 天皇は 怯えたような顔をしておられますね        

そのお顔立ちは 私達が知らされている明治天皇とは 全くの別人です

ゴリラ顔ではなく 所謂お公家さんらしい端正なお顔をしています

背後にいる侍従の方は刀らしきものを持って 回りを警戒しているようです。

この方だけが 天皇を守ろうとしているように見えます

 

維新の怪物や 裏切り者の公家たちに囲まれた この明治天皇は 

この後どうなってしまったのか  ロシア皇帝の長男アレクセイのように

薬品で溶かされてしまったのか・・・

ドライドックは それらに 最適な場所でありますから・・

 

この写真に写った人々、その子孫は その後 明治政府において重要な職務に付いています

大きな褒美をもらったようです

 

では 私達が知っている 明治天皇とは いったい誰なのか

最近 話題になっている人がいます。

 

箕作奎吾という人です。