バキュロウイルスに感染した 幼虫は どろどろに溶ける
これは バキュロウイルスで一番恐ろしいと 人々が感じるところです
これを 起こすものは キチナーゼという物質で
感染後期になると 幼虫の体内はこれでいっぱいになります
昆虫細胞は キチンと呼ばれる物質で覆われています
このキチンを 分解する働きがあるものが キチナーゼと呼ばれるものなのです
キチナーゼは昆虫が 脱皮したりする時に 必要な物質です
このキチナーゼは 人間にもあります
人間にある キチナーゼは2種類 キトトリオシダーゼ、 AMCase
キチナーゼ様タンパク質として YKL-39、YKL-40です
これらのキチナーゼは 様々な病気の発症と 深くかかわっています
アレルギー 関節炎 喘息 等
そして 人間が持つ2つのキチナーゼ キトトリオシダーゼ AMCase の二つの酵素は
下等生物のキチナーゼとかなりの 相同性があるのだそうですが
それは バキュロウイルスのキチナーゼとも 相同性があるということではないのでしょうか
バキュロウイルスを使った HPVワクチン・サーバリックスを打った女の子たちのなかには
関節炎を起こし 両膝の手術を受けた人もいます また様々なアレルギーも発症しています
同じく ノババックスを打った人々も 関節の痛みを訴えています
これらには バキュロウイルス感染SF9細胞の中にあるキチナーゼが関係しているのではないでしょうか
キチナーゼは まだその働きが良くわかっていない物質で 様々な研究機関で研究が行われています
今 それを 私たちの体で 人体実験を行っているのではないのか そう 私は考えます。